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テニス×スカッシュの超新星!アジア大会正式種目「パデル」が世界で人気を誇る理由
ビジョナリー編集部 2026/08/12
「パデル」とは、テニスとスカッシュを掛け合わせたような新しいラケットスポーツです。2026年愛知・名古屋アジア大会の正式種目にも決定し、日本でも大きな注目を集めています。
この記事では、基本ルールから魅力、そして世界や日本での普及状況まで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
パデルってどんなスポーツ?テニスとの違い
1970年代にメキシコで生まれたパデルは、スペインを中心にヨーロッパや南米、中南米へ広まったダブルス主体のラケットスポーツです。テニスとスカッシュの魅力を融合させたような独自のゲーム性を持ち、世界的な人気を獲得しています。
コートの広さは10m×20mとテニスコートの約3分の2サイズです。最大の特長は、コートの周囲が強化ガラスと金網の「壁」で覆われている点にあります。この壁が存在することで、従来のラケットスポーツにはない立体的なラリー展開が可能になります。
使用する道具も非常にユニークです。テニスのようなガット(ストリング)を張ったラケットではなく、「パドル」と呼ばれるグラスファイバーやカーボンで作られた板状の専用ラケットを使用します。ボールはテニスボールとほぼ同じ外見ですが、内圧が少し低く設定されているため、跳ねすぎずラリーが続きやすい設計になっています。
覚えておきたい!基本のルール
得点カウントは「15・30・40・ゲーム」というテニスと全く同じ方式を採用しているため、テニス経験者ならすぐに慣れることができます。一方で、プレイにはパデルならではの独自ルールが存在します。
まず挙げられるのが「アンダーサーブの義務化」です。テニスのような強力なオーバーヘッドサーブはなく、腰より低い位置でボールをヒットさせて対角線のエリアへ打ち込みます。サーブでそのまま決まる場面が少ないため、最初からラリーの応酬が始まりやすいのが特徴です。
そして最も特徴的なのが「壁の利用」です。相手が打ったボールが自陣のコートでワンバウンドした後にガラス壁へ当たった場合、アウトにはならずプレイが継続します。さらに、自分の背後のガラス壁にボールをわざと直接ぶつけて相手コートへ打ち返す技術もあり、トリッキーでスリリングなゲーム展開を楽しめます。
3つの大きな魅力
1つ目の魅力は「始めやすさ」です。狭いコート、スピードが出にくいボール、そしてアンダーサーブのおかげで、ラケットを持ったその日でもラリーが続きやすくなります。「運動神経に自信がない」「テニスはハードルが高い」と感じていた人でも、すぐにスポーツの醍醐味を味わうことができます。
2つ目は「戦略性の高さ」です。壁の跳ね返りを読む予測や、ペアとのポジショニング、相手の隙を突く配球など、スピードやパワーだけでなく頭脳戦が楽しめます。力任せの打球よりもコントロールが重視されるため、体格差や年齢差、性別の違いを技術と戦略でカバーできるのも面白さのポイントです。
3つ目は「コミュニティの温かさ」です。基本がダブルスであるため、コート内の距離感が近く、プレイ中もパートナーや対戦相手との会話が弾みます。海外では「プレイ後のカフェタイムまでがパデル」と言われるほど、ライフスタイルに溶け込んだソーシャルなスポーツとして広く親しまれています。
アジア大会採用で加速!世界と日本の普及状況
現在、世界150か国以上で約3,500万人がプレイしており、特に本場スペインではサッカーに迫る国民的スポーツとしての普及率と競技人口を誇ります。
さらに大きな転機となったのが、2026年愛知・名古屋アジア大会での正式種目採用です。アジア最大の総合スポーツ大会に選ばれたことで、2032年ブリスベンオリンピックでの正式採用に向けた国際的な機運も一気に高まりました。
日本国内でも、東京や大阪などの都市部を中心に専用コートや全天候型の屋内施設が続々とオープンしています。元プロテニス選手がパデルへ参入するケースも増えており、初心者向けの体験イベントやアマチュア大会、国内ツアーは大盛況を見せています。
終わりに:あなたも新しいスポーツの世界へ!
「誰でもすぐにできて、知れば知るほど奥が深い」という、現代のニーズにもマッチした次世代のラケットスポーツが「パデル」です。
アジア大会の正式種目として、これからさらにテレビやSNSなどでのメディア露出が増えていくでしょう。コートに一度立てば、世界中で愛されている理由がきっと体感できるはずです。ぜひ一度、近くのコートでパドルを握り、新しいスポーツの世界を体感してみてください。


