オタフクソース株式会社（本社：広島県広島市西区、代表取締役社長：佐々木 孝富）の現地法人オタフクソースマレーシア（OTAFUKU SAUCE MALAYSIA SDN. BHD. 、代表：河野 聖人）は、マレーシアのヌグリ・スンビラン州に社屋と工場を新設し、移転しました。  

また、新工場においても、マレーシアのハラール認証機関JAKIMよりハラール製造工場としての認証を取得し、2025年7月1日より稼働しましたのでお知らせします。

## 誰もがお好み焼と日本食を楽しめるように。一滴一滴に真心を込めてハラール調味料を製造
### オタフクソースマレーシアについて
オタフクソースマレーシアは、お好みソースをはじめとするハラール対応の調味料を製造・販売し、お好み焼など日本食メニューの普及を通じてムスリム市場の食文化に貢献することを目指し、2016年4月にマレーシア・セランゴール州に設立しました。  

2017年3月には、自社およびODM製品16品目において、マレーシアのハラール認証機関JAKIMより認証を取得しました。Otafukuグループで唯一のハラール調味料専用工場であり、ロサンゼルス工場（アメリカ・Otafuku Foods, Inc.）、青島工場（中国・大多福食品（青島）有限公司）に続く海外工場です。  

お好み焼をはじめとする日本食の認知度と人気の高まりに伴い、オタフクソースマレーシアの生産量は年々増加しており、現在では製造品目が100アイテムを超えています。今後のさらなる需要拡大を見据え、生産能力の向上を目的として、工場を拡張・新設しました。

### ハラール対応の日本食調味料のニーズが向上
「お好みソース」などのソース類、「キムチソース」などのスパイシー系調味料、「てりやきソース」などの醤油系調味料、そしてすし酢などの酢類を製造しています。  

商品の構成比率は、NBとODMが４:６、家庭用と業務用は１:９で、主にマレーシアの日本食レストラン様を中心にご使用いただいています。鉄板粉ものメニュー以外にも寿司やラーメン等、多種多様な業態のお客様にメニューをご提案しています。  

ハラール原材料のみを使用するため、商品開発に工夫を凝らしています。たとえば、世界中で親しまれつつある「お好みソース」では、肉由来の旨味を再現するため数種の魚介系原材料を組み合わせ、誰もが同じ味を楽しめるようにしています。
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〔▲オタフクソースマレーシアの製品（一部）〕

## 調味料製造・販売にとどまらず、食のおいしさと楽しさを直接伝える
ハラール調味料の製造・販売に加え、店頭やイベントでのお好み焼の実演による試食・販売を行い、そのおいしさと楽しさを直接お客様に伝える活動にも力を入れています。  

また、SNSを活用し、マレーシア工場で製造した調味料を使った多彩なメニューのレシピを発信することで、食の魅力を広く紹介しています。  

今後も、マレーシアのお客様とのコミュニケーションを大切にし、いただいたご意見やご要望を商品開発に積極的に生かしていきたいと考えています。さらに、日本食に限らず、マレーシアの食文化に寄り添った調味料の開発にも果敢に挑戦していく所存です。
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/tMdacRL5GC9hsn6oKEaE53/75d0a299-9ec3-42d0-8b84-cc29c76e4d2b.png)
〔▲新社屋にはお好み焼店さながらの大きな鉄板を備えたキッチンも設置しています〕

## 世界中のムスリムの方に楽しんでいただけるように
現在、オタフクソースマレーシアの売上の約8割はマレーシアにおけるものですが、インドネシア、シンガポール、イギリス、UAE、日本などへハラール調味料を輸出しています。  

現在はインドネシア向けが大きな割合を占めていますが、今後は現地で開催される展示会への出展や、ECサイトを活用した販売を通じて、中東およびヨーロッパへの展開にも注力します。  

オタフクソースマレーシアは、Otafukuグループにおける東南アジアのハブとして、ムスリム圏をはじめ世界各国に向けてハラール対応商品を展開し、お好み焼をはじめとする日本食の魅力を広く発信して、世界中の食卓に日本の味と楽しさを届けてまいります。

　  
オタフクソース株式会社  
[https://www.otafuku.co.jp/](https://www.otafuku.co.jp/)  

オタフクソース株式会社の現地法人オタフクソースマレーシアは、マレーシアのヌグリ・スンビラン州に社屋と工場を新設し、移転しました。新工場においても、マレーシアのハラール認証機関JAKIMよりハラール製造工場としての認証を取得し、2025年7月1日より稼働しました。