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2025年の外車流通ランキング&賢い選び方のコツ
ビジョナリー編集部 2025/11/13
外車と聞くと、高級感や特別感、そして“手が届きにくい存在”というイメージがあるかもしれません。しかし、今では若者やファミリー層も手にしやすいラインナップが充実してきており、身近なものになりつつあります。
今回は、2025年の最新データをもとに、日本で人気の外車とその理由、そして外車選びのポイントまで解説します。
※ 記事内の情報は2025年10月時点のものです。
2025年上半期・国内外車流通ランキング TOP5
まずは、実際に日本でどんな外車が選ばれているのか、2025年上半期(1月〜6月)の新車登録台数ランキング※1をご紹介します。
- 1位:BMW MINI(ミニ)
登録台数:9,579台 - 2位:フォルクスワーゲン ゴルフ
登録台数:6,424台 - 3位:フォルクスワーゲン T-Cross
登録台数:4,527台 - 4位:メルセデス・ベンツ GLC
登録台数:3,903台 - 5位:メルセデス・ベンツ Gクラス
登録台数:3,448台
各モデルの選ばれる理由
BMW MINI(ミニ)
MINIは、1959年にイギリスで誕生して以来、セレブリティからも愛されてきた名車です。丸みを帯びたレトロなフォルムと小回りが利くサイズは、日本の狭い道路や駐車場でも扱いやすく、特に都市部のユーザーから圧倒的な支持を受けています。
加えて、「ゴーカートフィーリング」と呼ばれる軽快なドライブ感は、運転初心者からベテランドライバーまで幅広い層に人気です。
「ちょっと背伸びしたいけど、毎日使える気軽さも欲しい」そんなニーズにぴったりフィットするのが、ミニ最大の魅力と言えるでしょう。
また、MINIはボディカラーや内装のバリエーションが非常に豊富で、「自分だけの1台」を作れる楽しさも支持を集めるポイントです。
フォルクスワーゲン ゴルフ
1974年の初代登場から50年を超える歴史を持つゴルフは、まさにハッチバックの代名詞。
最新型ではデジタル化が進み、先進的なインテリアと長距離運転でも疲れにくい快適性を両立しました。
また、安全性や静粛性にも優れており、ファミリー層からも厚い信頼を寄せられています。
全長4,300mm前後というコンパクトさは、日本の住宅街や狭い道でもストレスなく乗れる点が強みです。
フォルクスワーゲン T-Cross
T-Crossは2018年登場の新しいコンパクトSUV。「外車=大きい・取り回しにくい」というイメージを覆し、日本の道幅にマッチした取り回しの良さが特徴です。
ビビッドなボディカラーや、女性にも嬉しいカスタマイズ性も相まって、若い世代や女性ドライバーの人気が急上昇しています。
メルセデス・ベンツ GLC
GLCは、メルセデス・ベンツのSUVラインナップの中でも、プレミアムミッドサイズに位置します。
高級感のあるデザインながらも、狭い日本の道路でも扱いやすい絶妙なサイズ感で、ファミリーカーとしても、1人乗りのラグジュアリーカーとしても人気です。
メルセデス・ベンツ Gクラス
「ゲレンデ」の愛称で親しまれるGクラスは、本来は軍用車両として生まれたモデルです。
角ばったボディと圧倒的な存在感、それでいて乗り心地も快適──この両立はまさに唯一無二。最安グレードでも1,800万円超と高価格帯ながら、「お金持ちの象徴」としてだけでなく、本物志向の人々から支持を受けています。
外車人気の共通点
- バリエーション豊かなボディサイズ
- デザイン性の高さ・ブランドとしての信頼感
- 長距離でも疲れにくい快適性や安全性能
- “自分らしさ”を表現できるカスタマイズ性
外車=高級・大きいだけではなく、「日本のライフスタイルに合う車種」が支持されています。特に近年は、都市部やファミリー層を中心に“毎日使いやすい外車”の需要が高まっています。
外車選びのポイント
「せっかく買うなら、納得できる1台を選びたい」
そう思うのは、輸入車に限らず誰もが同じでしょう。しかし、外車ならではの注意点がいくつかあります。ここでは、購入前にチェックしておきたいポイントをまとめました。
駆動方式の確認
FF(前輪駆動)、FR(後輪駆動)、4WD(四輪駆動)など、車種によって駆動方式はさまざまです。「運転したときのフィーリング」に直結するため、普段乗り慣れている方式か、目的に合ったものを選びましょう。
近隣に取扱店舗があるかチェック
国産車と比べて、外車は正規ディーラーや専門店の数が限られています。購入後のメンテナンスや修理を考えると、無理なく通える範囲に店舗があるかどうかは重要です。
実際に店舗でチェックすべきポイント
- 傷やタイヤの状態
- 内装・エアコンの効き
- ブレーキやハンドルの操作感
可能であれば試乗して細かなフィーリングまで確かめておくことをおすすめします。
年式や走行距離、状態の確認(中古車の場合)
中古車の場合、「思ったより安い!」と飛びつく前に、年式や走行距離、メンテナンス履歴をチェックしてください。年式が古すぎる車や、過走行車は故障リスクが高く、部品の調達も難しくなる場合があります。
他ユーザーの評価・オーナーの“生の声”をリサーチ
インターネットや中古車販売店の口コミに目を通し、実際の使い勝手や修理費・維持費についても参考にしましょう。
価格を抑えて外車を手に入れる「賢い方法」
「憧れの外車、やっぱり新車は高い…」
そんな方には、中古車という選択肢もおすすめです。
- 認定中古車:ディーラーが点検・整備した上で保証がつくため、安心感が抜群
- 中古輸入車:コストを抑えたい方におすすめ。ただし、状態や保証内容は入念にチェック
中古車の場合は「人気車種や人気色」は価格が高止まりする傾向があります。あえて少しニッチなモデルやカラーを選ぶことで、お得に購入できるケースもあります。
まとめ
かつては一部の富裕層やクルママニアのものだった外車。しかし今や、MINIやゴルフ、T-Crossのような手に入りやすく使いやすい外車も増えてきました。
- 自分のライフスタイルに合ったサイズとデザイン
- 購入後のサポート体制やコスト面のバランス
- “所有する喜び”を感じられる1台
このような視点を持って、ぜひあなたらしい輸入車ライフを始めてみてはいかがでしょうか。
参考文献
※1:https://www.jaia-jp.org/cms/wp-content/uploads/stats_ja/Model_halfyear.pdf


