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2026

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    塩は「作る」時代へ!塩のカスタマイズがブームになっている理由

    塩は「作る」時代へ!塩のカスタマイズがブームになっている理由

     目玉焼きにふりかける塩、お肉の旨味を引き立てる塩。日々の食卓に欠かせない調味料である「塩」に今、大きな変化が起きています。最近話題を集めているのは、自分の好みや料理に合わせて調合する「カスタマイズ塩(My塩)」です。

     本記事では、ブームの背景から、話題の体験スポットや専門店の活用法、そして自宅で手軽にできるブレンド術までを解説します。

    なぜ今「カスタマイズ」がブームなのか

     「塩を調合する」という新しい楽しみ方が広がっている背景には、消費者の意識やライフスタイルの変化における理由が存在します。

    食のパーソナライズ化と「体験型消費」の広がり

     現代のトレンドは「みんなと同じ美味しいもの」から「自分だけの特別な味わい」へとシフトしています。塩味・甘味・旨味・酸味の感じ方は人それぞれ異なるため、自分の舌に本当に合うブレンドを追求する「食のパーソナライズ」が支持されています。また、既製品を購入するだけでなく「自分好みの1品を自らの手で作り上げるプロセスそのもの」を楽しむ「コト消費」の需要が高まっている点も大きな要因です。

    おうちごはんの格上げとギフト・SNS需要

     「塩を変えるだけで、いつもの炒め物やステーキがプロの味になる」という手軽な贅沢感は、日常の食卓に変化を求めている人に刺さっています。さらに、ハーブやスパイスをブレンドした色鮮やかな塩や、自分専用のオリジナルボトルは見た目も華やかです。SNSでの投稿はもちろん、大切な人へのセンスの良いギフトとしても人気を集めています。

    塩づくり体験と専門店の魅力

     ブームを象徴するのが、体験型の専門店です。例えば、東京ソラマチにある専門店「ぐるぐるしゃかしゃか」では、ソルトコーディネーター監修のもと、約600種類に及ぶレシピから自分にぴったりの塩を作れる体験ワークショップが人気を博しています。

     店内では、「塩味・旨味・甘味・酸味・苦味」の特長が異なる5種類の塩を食べ比べることからスタートします。スタッフと会話しながら、「食感をガリガリさせたい」「肉料理に合わせたい」「見た目を可愛くしたい」といった希望を掛け合わせ、世界にひとつだけのブレンド塩を調合して持ち帰ることができます。

    自分好みを見つける!塩カスタマイズのポイント

     自宅で作る際や、お店で調合する際に意識したいポイントは「ベース」「食感」「副原料」の3つの組み合わせです。

    ベースとなる「塩の種類」を選ぶ

     まずはベースとなる塩の特徴を押さえましょう。ミネラル豊富でまろやかな「海水塩」、パンチのあるしっかりとした塩味が特徴の「岩塩」、すっきりとした後味の「湖塩」など、ベースを変えるだけで全体の後味が大きく変化します。

    「食感(粒の大きさ)」にこだわる

     粒が大きい結晶は、口の中で弾けるザクザクとした食感が楽しめ、お肉のグリルやサラダの仕上げに最適です。一方、サラサラとした細粒塩は食材になじみやすく、加熱調理や下味付けに向いています。

    「副原料」を掛け合わせて旨味と風味をプラスする

     ベースが決まったら、目的に合わせて素材を掛け合わせます。

    • 旨味アップ: 昆布パウダー、削り節、干し椎茸粉末など
    • 風味付け: 抹茶、乾燥した柑橘の皮、ブラックペッパー、ガーリックパウダー、ローズマリーなどのハーブ類

    初心者でも簡単!自宅で挑戦するブレンド術

     特別な道具がなくても、市販の材料を合わせるだけで、自宅でも簡単にオリジナルのカスタマイズ塩を作ることができます。

    失敗しない基本の比率

     初めてブレンドを作る場合は、「ベース 7 : 副原料 3」の割合から始めるのがおすすめです。塩の風味が損なわれず、素材の香りが引き立つバランスの良い仕上がりになります。

    おすすめのシーン別カスタマイズレシピ

    • 万能ステーキ塩: 岩塩(大粒) 7 + ガーリックパウダー 2 + 黒胡椒 1
      ガツンとした塩味とスパイスが、お肉のジューシーな脂と調和します。
    • 和風おにぎり・天ぷら塩: 海水塩(細粒) 7 + 抹茶パウダー 2 + 昆布粉末 1
      まろやかな海水塩に昆布の旨味と抹茶のほろ苦さが加わり、シンプルな料理を料亭の味に格上げします。

    美味しさを保つ保存の注意点

     ブレンドした塩は、湿気と酸化が大敵です。特にハーブやスパイスを混ぜた場合は香りが飛びやすいため、ガラス製の密閉容器に入れ、乾燥剤を同封して直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。

    ひとふりで食卓が変わる「My塩」のある暮らし

     自分の味覚に寄り添った「My塩」が食卓にひとつあるだけで、いつものおうちごはんが驚くほど味わい深く、楽しいものへと変わります。まずは体験ショップへ足を運んでプロの調合を楽しんだり、お気に入りのスパイスを使って自宅でブレンドしてみたりすることから、新しい食の楽しみ方を始めてみませんか?

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