日々の食卓で「体にいいものを食べたい」と思っている方は多いはず。しかし、調理法やちょっとしたひと手間次第で、摂れる栄養は大きく変わります。

この記事では、栄養素をしっかり体に届けるための調理法について、科学的な根拠や実践的なコツを交えて解説します。

## 野菜の栄養、なぜ失われてしまうのか？
野菜に含まれるビタミンやミネラルは、切り方や加熱、水へのさらし方によって大きく変化してしまう特徴があります。  
特に注意が必要なのは、ビタミンCやカリウムといった水溶性の栄養素です。  
例えば、ほうれん草をじっくり茹でると、ビタミンCが半分以下になることもあります。  
また、皮やワタ、種など、普段は捨ててしまいがちな部分にも、栄養がたっぷり詰まっていることも少なくありません。

## 切り方ひとつで変わる、栄養の残り方
意外と知られていませんが、「どのように切るか」も栄養素の保持に大きく関わっています。  
それぞれの野菜の特徴を知り、切り方を選ぶことで、効率よく栄養を摂取できるのです。
- **ピーマン：繊維に沿って縦切り**  
ピーマンは細胞が縦方向に並んでいるため、縦に切ることで加熱時の栄養流出を最小限にできます。また、ピーマンのワタや種にも栄養が豊富に含まれているので、ぜひ捨てずに活用しましょう。ワタや種は、丸焼きにしたり、炒め物や煮込み料理に加えることで、苦味を抑えつつ美味しく食べることができます。
- **にんじん：皮ごと輪切りや乱切り**  
βカロテンやポリフェノールは皮のすぐ下に豊富です。丁寧に洗って皮ごと食べるのがおすすめです。
- **玉ねぎ：みじん切りにして10分放置**  
玉ねぎの辛み成分は、空気に触れることで血液サラサラ成分のアリシンに変化します。みじん切りした後は、10分ほど置いて成分を活性化させましょう。水にさらすのは最小限に。
- **にら：根元はみじん切り、葉はざく切り**  
根元の白い部分には硫化アリル、葉先にはビタミンが豊富。部位ごとに切り方を工夫しましょう。

## 調理法の選び方
### 水溶性ビタミンを守るには
ビタミンCやカリウムは水に溶けやすく、長時間茹でると流出してしまいます。そこでおすすめなのが「蒸し調理」や「電子レンジ加熱」です。これらは短時間で加熱でき、水に栄養が流れ出すことを防げます。
- **電子レンジ加熱のコツ**  
野菜を洗った後は水分を軽く残し、ラップをふんわりかけて短時間加熱します。加熱しすぎは禁物です。
- **蒸し調理は栄養保持率が高い**  
蒸し器やせいろを活用し、少量ずつ高温で一気に加熱しましょう。
### 油と一緒に調理したい野菜
脂溶性ビタミン（A・E・K）やβカロテンは、油と一緒に摂取することで吸収率がアップします。
- **にんじん、ピーマン、かぼちゃ、ブロッコリー**  
これらは油で炒めたり、揚げ物やオイル蒸しにするのがおすすめです。  
　

例えば、ピーマンのビタミンCは熱に強く、油で調理しても壊れにくいのが特徴です。
### 生食が向いている野菜
栄養成分が熱に弱い野菜や、加熱で失われやすい成分を含むものは「生」で食べるのが最適です。
- **玉ねぎ、長ねぎ（白い部分）、ラディッシュ**  
アリシンや硫化アリルなどの血液サラサラ成分をしっかり摂るには、生のまま細かく切って空気にさらすのが効果的です。

## 「皮ごと」「種ごと」のすすめ
最近注目されているのが「フィトケミカル（ファイトケミカル）」という成分です。
これは、野菜や果物が自らを守るために作りだす色素や香り、辛味などの成分で、強い抗酸化作用や免疫力向上効果が期待されています。
#### フィトケミカルが多い部位
- 皮
- 種
- ワタ
- 外側の葉  
　

例えば、トマトのリコピン、にんじんのβカロテン、なすのアントシアニンなどが代表的です。
#### どうしても皮や種が食べにくい場合は…？
そんなときは、無農薬野菜の粉末やスムージー、野菜だしなどで、丸ごと摂取する工夫もおすすめです。

## 保存方法も重要
- **土の中で育つ野菜（じゃがいも、ごぼうなど）**  
新聞紙やペーパータオルで包んで冷暗所に。葉がついている場合は切り落として保存します。
- **ぶら下がり型野菜（トマト、なす、ピーマン）**  
冷やしすぎると低温障害が起きやすく、変色や水っぽさ、食感や味が悪くなることがありますので、野菜室や涼しい場所で保存しましょう。
- **上に伸びる野菜（ねぎ、白菜、ほうれん草など）**  
横に寝かせて保存すると、上に立ち上がろうとしてエネルギーを使い、栄養価が低下します。牛乳パックなどを使って立てて保存すると新鮮さが長持ちします。
#### 冷凍保存はどう使う？
短期間で使いきれない場合は、下茹でや下ごしらえをして冷凍しておくと、栄養価の損失を抑えつつ無駄がありません。

## 肉や魚、果物の「栄養ロス回避法」
野菜だけでなく、肉や魚、果物にも「栄養ロスを防ぐコツ」があります。
- **豚肉：茹でるよりも焼く**  
豚肉に含まれるビタミンB群は水溶性のため、しゃぶしゃぶなどで茹でると半分以上が流出します。生姜焼きや炒め物にすることで吸収率を高めましょう。
- **牛肉：レアステーキがおすすめ**  
赤身肉は表面を強火でカリッと焼き、内部は余熱で火を通すことで、ビタミンやミネラルの流出を最小限に抑えられます。
- **青魚：刺身がベスト**  
DHAやEPAは加熱で減ってしまうため、刺身やマリネなど非加熱で食べるのが理想です。
- **いちご・みかん：皮とヘタに注目**  
いちごはヘタの下の白い部分に栄養が多いので、ヘタは手で取り、できるだけ白い部分も食べましょう。みかんのスジにはビタミンPやペクチンが豊富です。
- **ごまは“すりつぶし”で吸収率アップ**  
そのまま食べてしまいがちなごまですが、細かくすりつぶすことで栄養素が体内に吸収されやすくなります。

## 「野菜くず」も無駄なく使い切る
皮やワタ、根っこなど、普段は捨ててしまいがちな部分も、実は野菜だしやスープの旨みに変身します。冷凍保存袋にためておき、まとめて煮出すことで、栄養も旨みも“余すところなく”いただけます。

## まとめ
今日からできる小さな工夫。それは、切り方を変えてみること、蒸し器を使ってみること、皮や種も活用してみること。たったそれだけで、いつもの料理が「栄養たっぷりの一皿」に生まれ変わります。

体にやさしい食生活のために、まずは「もったいない」を減らす一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


野菜や肉・魚の栄養を無駄なく摂るための調理法や保存法を、科学的根拠と具体的なコツを交えて解説。切り方や加熱法、皮や種の活用、生食のポイントなど、日々の食卓で実践できる工夫を紹介します。

栄養を逃さない！毎日の食事でできる野菜・肉・魚の調理と保存のコツ

株式会社ドットミー（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：知念孝祥ジョナサン）が運営するウェルビーイングブランド「Cycle.me（以下、サイクルミー）」は、香港の地場スーパーマーケット「YATA（香港一田）」とパートナーシップを組み、香港での販売を開始しました。

香港では、健康志向の高まりと日本ブランドへの信頼感を背景に、大きな市場機会が広がっています。中でもYATAは「Japanese Lifestyle Store（日本のライフスタイルストア）」をコンセプトにしており、日本の「品質」「サービス」「ライフスタイル」を香港の消費者に届けることを目指しています。

YATAとのパートナーシップをきっかけに、当社は今後、香港でのさらなる展開とアジア各国や米国での販売も視野に入れて取り組んでまいります。

![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/8BjquWkKQuuXke42T9kLjK/1c6e479b-0b56-488f-af60-f3813ddf7b7b.jpg)

## インバウンド人気が生んだ海外展開
今回、海外進出のきっかけとなったのは、日本を訪れた海外旅行者（インバウンド）からの声。日本国内のコンビニエンスストアで手に取った旅行者から「香港でも購入したい」との声が寄せられたことで、海外展開の第一歩として香港市場に参入する運びとなりました。

また、サイクルミーは2024年、「Pentawards」や「The Dieline Awards」にてゴールド賞ほか世界的デザインアワードを複数受賞しており、「時間で選ぶ、おいしい栄養。」というユニークなコンセプトが国内外を問わず多くの生活者の共感を呼んでいます。  
世界中で健康意識が高まるなか、Cycle.meは栄養素の提案を通じて一人ひとりのライフスタイルを整え、日常をより豊かにするウェルビーイングブランドとして、今後も国内外のさらなる展開を目指してまいります。

サイクルミー、デザインアワード受賞についての
[プレスリリースはこちら](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000086969.html)

## 食生活・健康への意識とともに時間効率を重視する香港
### YATA Andrew Chief Commercial Officerコメント
3月14日よりサイクルミー商品の販売を開始していますが、予想以上に多くのお客様に手に取っていただいています。

近年、香港でも日本と同様に健康意識は高まっており、特に体重管理を中心とした食後の身体ケアには需要を感じています。一方で、食品と栄養素の関連性はまだまだ啓蒙の余地がありますので、今後は販売マーケティングも含めドットミーと協力し、栄養素についての分かりやすい情報を香港の生活者にも伝えていきたいと思っています。

### サイクルミー担当者コメント
香港では、仕事やキャリアに対する意識が高く、多くの家庭で共働きが一般的となっており、家政婦を雇用し家事・育児を外部へ委託する家庭も多いと伺いました。こうした背景から、忙しい毎日の中で時間効率もよく、ライフスタイルの質を追求する形で栄養が摂取できるサイクルミー商品は相性が良いと考えています。香港の方々にもっと商品を受け入れていただけるよう、企画・販促に一層取り組んでまいります。

## 香港での販売概要

### 販売商品
- フルーティプロテイン（グレープ、パイナップル＆ゴールドキウイ）
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/8BjquWkKQuuXke42T9kLjK/ee2afcd3-0de9-4365-bd10-9f9936611751.jpg)
- グアー豆食物繊維がとれるゼリープラス（ライチ、マスカット*） *今後販売予定
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/8BjquWkKQuuXke42T9kLjK/93ad39bb-270e-4926-a065-524769e615a5.jpg)
- ムーンミルク（シナモン＆カモミール、ジンジャー＆ルイボス）
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/8BjquWkKQuuXke42T9kLjK/09dd2d8d-553a-4c03-90a4-12a7bfad75f4.jpg)

### YATA（やった）
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/8BjquWkKQuuXke42T9kLjK/088722f0-3d38-4771-8bac-b268011942d5.jpg)
YATA（やった）は、香港を拠点とする日本のライフスタイルストアです。高品質な日本食品や生活雑貨を豊富に取り揃え、日本の「おもてなし精神」と現代的なショッピング体験を融合させた店舗展開を行っています。新鮮な食材、こだわりの輸入商品、季節ごとのフェアなどを通じて、香港のお客様に本格的な日本のライフスタイルを提供しています。

## 会社概要
### 株式会社ドットミー
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/8BjquWkKQuuXke42T9kLjK/8045f851-fa8a-4bac-8507-e2366496ac82.jpg)
「自分らしく生きる、をつくる。」をミッションに、ウェルビーイングブランドの開発・運営を行う三井物産発のスタートアップ企業。ライフスタイルに寄り添った商品を通じて、すべての人の健康的な生活をサポートしています。

ホームページ：[https://dot-me.co.jp/](https://dot-me.co.jp/)

### Cycle.me
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/8BjquWkKQuuXke42T9kLjK/289605f1-16e5-4c94-8019-2f13988366f5.jpg)
「時間で選ぶ、おいしい栄養。」を提案するウェルビーイングブランド。朝・昼・夜それぞれのライフスタイルに合わせた栄養習慣を提供します。

ブランドサイト：[https://cycle.me/](https://cycle.me/)

株式会社ドットミーが運営するウェルビーイングブランド「Cycle.me」は、香港での販売を開始しました。当社は今後、香港でのさらなる展開とアジア各国や米国での販売も視野に入れて取り組んでまいります。

【海外展開】Cycle.me、香港で販売スタート。 インバウンド人気から生まれたグローバル展開で「おいしい栄養」を世界へ。

株式会社ドットミー（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：知念孝祥ジョナサン）は、ウェルビーイングブランド「Cycle.me（以下、サイクルミー）」より、新商品「食物繊維がとれる水」を5月12日（月）から販売開始いたしました。 

本商品は、生活習慣を変えることなく日常の水分補給を通じて食物繊維を手軽にとっていただける新たなウォーターの選択肢です。水としてのナチュラルな味わいはそのままに、「すきとおるレモン」の香りもお楽しみいただけます。

近年、美容・健康への意識の高まりを背景に、ウォーター類市場が注目を集め、ウォーターの種類やニーズも多様化しています。こうした中、当社は「とらなきゃに、しあわせを。」というブランドパーパスのもと、「水分補給で栄養をとる」という新たな価値を提案し、生活者の皆さまに”生活を変えずに取り組める新習慣”をお届けしてまいります。
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/6zyyrNT5eK5mGxf3zojvNr/d6bb2b31-549a-4b78-acc1-0e3c28136a01.jpg)

## ウォーターの新領域

当社ではこれまで、ウォーター類を、①天然水を使用したナチュラルミネラルウォーター、②香りや風味を楽しむフレーバーウォーター、③ビタミンCなどの栄養素を添加した清涼飲料水、の3つに分類してまいりました。このたび、お客様から「日常の水分補給のついでに栄養も”水で”摂りたい」「ニアウォーターは甘さが気になる」といったご要望を受け、糖やカロリーを気にせず栄養補給ができる“栄養がとれる水”という新たな領域に着目し、新商品を開発いたしました。
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/6zyyrNT5eK5mGxf3zojvNr/830444dc-8fc7-48ad-9162-5701492fb937.png)

## 担当者コメント

サイクルミーは、タンパク質・食物繊維を中心に、必要な栄養素を無理なく摂取していただける食品をお届けしてきました。このたび、美容・健康の土台となる「食物繊維」をもっと負担なく習慣化していただきたいという思いで、すべての人の生活に馴染んでいる「水」という形の商品を実現しました。本商品が、食事で食物繊維の不足を感じた時に、ふと思い出していただける存在になりましたらうれしいです。

## 商品詳細
![img](https://storage.diamondv.jp/photos/inserted/6zyyrNT5eK5mGxf3zojvNr/905c5bd6-feb9-42cb-ae73-de485a5f0048.jpg)
### 商品名
食物繊維がとれる水
### フレーバー
すきとおるレモン
### 容量
500ml
### 価格
160円（税込）
### 特徴
① 水分補給でグアー豆食物繊維が5gとれる  

② カロリーゼロ*で罪悪感なくごくごく飲める  

③ 甘くなく飲みやすい、すっきりとしたレモンの味わい  

④ 海洋深層水由来ミネラル**使用　



*5kcal/100ml未満をカロリー0表記しています  
**本商品におけるミネラルとはナトリウムのことです
### 備考
Cycle.me（サイクルミー）は、（株）ドットミーの登録商標です。本商品は（株）ドットミーとダイドードリンコ（株）が共同開発した商品です。





株式会社ドットミーは、ウェルビーイングブランドCycle.meより、新商品「食物繊維がとれる水」を5月12日（月）から販売開始いたしました。食物繊維が5gとれて、「すきとおるレモン」の香りがさわやかな新発想のウォーターです。