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「世界自然遺産の環境」を守る20年の知見。屋久島で新たに動き出した「ごみ処理」最前線
ビジョナリー編集部 2026/07/14
世界自然遺産・屋久島が貫く「環境への一貫性」
1993年、日本で最初の世界自然遺産に登録された鹿児島県・屋久島。この豊かな自然をいかに守り、次世代へつなぐかは、島にとっても重要である。
町は屋久島の価値と役割を正しくとらえ、自らの信念と生きざまによって、この島の自然と歴史に立脚した確かな歩を始めることを指針としている。(屋久島憲章より)
2009年には「屋久島町エコツーリズム推進協議会」が発足。「人と自然」が共存する島づくりを基本理念に据え、観光や産業、日々の生活のあらゆる場面で環境保全との両立が図られてきた。なかでも注目すべきは、廃棄物処理に対する姿勢だ。
島では約20年も前から、生ごみの堆肥化やレジ袋の有料化など、「世界遺産の島にふさわしいごみ処理」をいち早く実践してきた。2023年には「屋久島町ごみ処理施設整備基本計画」を策定。環境への配慮と安定的な施設運営を両立させるため、盤石な体制構築を進めてきたのである。
出典:屋久島町エコツーリズム推進協議会(全体構想認定協議会 エコツーリズム)| 環境省
日本管財環境サービスが挑む、20年目の新たな守り
この屋久島の環境インフラを象徴する新たな拠点として、2026年4月に竣工したのが「屋久島町クリーンサポートセンター」だ。2026年5月17日には竣工式が執り行われ、本格的な稼働が始まっている。
施設の運営を担うのは、日本管財ホールディングスグループの日本管財環境サービス。同社は、2006年に稼働した旧ごみ処理施設の時代から運転管理業務を受託しており、実に20年間にわたり島の廃棄物処理を支え続けてきたという。今回の新施設においても、これまでの信頼と実績が評価される形で運営を任されることとなった。
新たな施設運営において同社が重視するのは、さらなる「安定稼働」の追求だ。日常点検や安全管理基準を徹底した作業計画を策定するだけでなく、中央操作室で各処理施設を一元管理できる最新の体制を整備。これにより、緊急時にも迅速に対応できる運用を実現した。
同社は、全国約128の多様なインフラ施設で培ってきた独自のノウハウをこの島に注ぎ込み、屋久島町の環境保全に寄与する。そして「人と自然」が共存し、美しい島が未来へと継承されるよう、安心・安全・安定的な施設運営を続けていく構えだ。




