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感謝の気持ちが伝わる!「敬老の日」の歴史から喜ばれるおすすめプレゼントまで解説
ビジョナリー編集部 2026/09/16
毎年9月の第3月曜日は、日頃の感謝を伝え、長寿をお祝いする「敬老の日」です。家族で食事を楽しんだり、プレゼントを贈ったりと、あたたかな時間を過ごす人も多いことでしょう。
そこで本記事では、その歴史から、喜ばれる最新のプレゼント選び、世界各国の事情までをわかりやすく解説します。
意味と日程の決まり方
日本の「国民の祝日に関する法律」によると、敬老の日は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日と定められています。長年、私たちの社会や家族を支えてきてくれた人生の先輩方に対し、深い敬意と感謝の意を表すための大切な節目です。
2003年(平成15年)のハッピーマンデー制度導入により、9月15日から現在の日程である「9月の第3月曜日」へと変更されました。土日と合わせて連休になるため、遠方に住む祖父母に会いに行きやすくなったという声も多く、直接顔を見せることが何よりのお祝いになると言えるでしょう。
発祥の地と「としよりの日」からの歩み
この日は、手作りの行事が全国へ広まったという興味深い歴史を持っています。その発祥の地と言われているのが、現在の兵庫県多可町にあたる旧・野間谷村(のまだにむら)です。
戦後の混乱が残る1947年(昭和22年)、当時の村長が「お年寄りを大切にし、その知恵を借りて村作りをしよう」と提唱し、「としよりの日」を設けたのが始まりとされています。9月中旬が選ばれたのは、農作業が一段落する農閑期で気候も良く、お年寄りが集まりやすかったためと言われています。
この取り組みは兵庫県から全国へ波及し、「老人の日」という名称を経て、1966年(昭和41年)に「敬老の日」として国民の祝日に制定されたのです。一つの村の思いやりが国を動かしたと考えると、この祝日がより感慨深いものになります。
喜ばれるおすすめプレゼント
「今年は何を贈ればいいのだろう」と頭を悩ませる人も多いでしょう。ここでは、予算相場から喜ばれるアイテムの傾向までを詳しく紹介します。
まず、一般的な予算相場は3,000円〜10,000円程度です。高額すぎるとかえって気を遣わせてしまうため、無理のない範囲で選ぶことが大切です。
多くの人に喜ばれるのが「グルメ・スイーツ」です。普段自分では買わないような老舗の和菓子、少し贅沢なうなぎや高級フルーツなどは大変好評です。また、敬老の日のシンボルフラワーである「リンドウ」の鉢植えや、手入れが楽で美しさが長持ちするプリザーブドフラワーも定番の贈り物です。
近年は実用的な「健康・リラックスグッズ」も選ばれやすい傾向にあります。手軽に使えるマッサージ器などは、いつまでも元気でいてほしいという思いを真っ直ぐに伝えてくれるでしょう。
さらに最近注目を集めているのが、「体験」の贈り物です。一緒に食事に行ったり、旅行のチケットを贈ったりと、思い出を共有する時間は何事にも代えがたいギフトになります。そして、手書きのメッセージカードを添えることもおすすめします。「いつもありがとう」というあなた自身の言葉が、何よりも心に響く最高のプレゼントになるからです。
世界にもある?各国の「お年寄りを敬う日」
お年寄りを敬い、感謝するという文化は日本だけのものではありません。世界各国にも似た意味合いを持つ記念日が存在します。
アメリカには、毎年9月のレイバー・デー(労働祭)の次の日曜日に「祖父母の日(Grandparents' Day)」があり、忘れな草をシンボルとして家族で絆を深めます。
中国には古くから「重陽の節句」(旧暦の9月9日)があり、現在ではこの日が「高齢者の日」として制定されています。韓国でも10月2日が「老人の日」に指定されており、祝日ではないものの、各地で高齢者を慰労する様々な記念行事が開催されます。
イギリスには特定のお祝いの日という形とは異なりますが、100歳などの節目を迎えた高齢者に、国王から直接祝賀のメッセージが届くという素敵な伝統があります。このように、人生の先輩を敬う気持ちは世界共通であることがわかります。
終わりに
一つの村の「お年寄りを大切にしよう」という温かい思いから始まった特別な一日が「敬老の日」です。
何を贈ろうか悩む時間も、相手を思いやる尊い時間です。美味しい食べ物や品物はもちろん喜ばれますが、大切なのは「感謝の心を伝えること」に他なりません。直接会いに行ったり、電話を一本かけたりするだけでも、宝物の時間になります。今年は自分らしい形で心からの「ありがとう」を届けてみてください。


