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2026

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    英語は「道具」に過ぎない――経験から導き出した「真の国際人」4つの条件

    #29英語は「道具」に過ぎない――経験から導き出した「真の国際人」4つの条件

    原石からダイヤへ

    「真の国際人とは何か」と問われれば、私はこう答えます。国際人である前に、まず「立派な社会人、立派なビジネスパーソン」でなければならない、と。日本で通用しない人間が、海外へ行ったからといって通用するはずがありません。英会話ができることはあくまで必要条件であって、十分条件ではないのです。

    私が考える「パーソナル・ブランディング」の4つのカテゴリーは、そのまま「真の国際人」になるための条件へと直結します。

    外的資質(視覚・聴覚的シグナル)。メラビアンの法則でも証明されています。 内的資質(哲学・知識・思索) パーソナリティ(好奇心・探究心・人間力) 表現力(以上の3つを相手に伝える力)

    あえて「表現力」を4番目に持ってきたのは、前の3つ、つまり「人間としての身なりや中身、魅力」の方がはるかに重要だからです。中身があって、感じの良い人間がまず土台にあり、それを最後にどう表現するか。この4つが揃って初めて、辻褄が合うのです。これは教科書で学んだことではなく、私が世界を歩き、昨日もカナダ人の夫妻と語り合う中で肌で感じてきた「経験則」そのものです。

    そして、コミュニケーションにおいて表現力と同じくらい、あるいはそれ以上に大事なのが、「Good Listener(聞き上手)」になることです。

    会話はキャッチボールであり、一方的なレクチャーではありません。人間には誰しも「自分のことを話したい」という潜在的な欲求があります。自分のことばかりまくし立てるのではなく、相手に話をさせるチャンスを作ってあげる。そのために、こちらから良い質問を投げかけるのです。私が世界のセレブをテレビインタビューした時に、彼らが話したいだろうと思われることについて質問すると、あとは水が流れるように流暢な答が笑顔と共に返ってきました。

    「あなたはどう思う?」「日本に来て、どんなことに喜び、どんなことに苦労している?」

    相手に興味を持ち、相手の物語を引き出すこと。それによって相手の欲求を満足させ、深い信頼関係を築く。これこそが、国境を越えて「もう一度あなたに会いたい」と思われる、真の国際人の振る舞いなのです。

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