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2025

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    公共施設マネジメントの未来を語る2日間――日本管財が「公共FMフェス2025」を開催

    公共施設マネジメントの未来を語る2日間――日本管財が「公共FMフェス2025」を開催

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    開催の背景

    全国の自治体では、高度経済成長期に建設された公共施設の一斉な老朽化や、人口減少等による施設の利用に対する需要の変化、市町村合併後の施設全体の最適化といった共通の課題に直面しています。

    「公共FMフェス」は、こうした課題を乗り越えるため、全国の公共施設マネジメント(以下、公共FM)や公民連携の担当者が集い、議論や情報交換を通じて解決策を探るイベントです。

    日本管財は2018年度*より国土交通省のPPP協定パートナーとして選定されており、同年から全国でPPPセミナーを開催し、先進自治体の取り組みや参加者同士の対話から、現場で活かせる実践的な知見を共有する機会を創出しています。

    *2018年~2024年度はセミナーパートナー、2025年度は個別相談パートナーとして選定

    公共FMフェス 2025 in墨田

    概要

    今年度初開催となる「公共FMフェス 2025 in墨田」は、2025年7月29日(火)、30日(水)に東京都墨田区で開催いたしました。東京での開催は2021年以来4年ぶりとなり、全国148団体・221名(現地94名、オンライン127名)の方にご参加いただきました。

    初日は「公共施設包括管理」「公共施設マネジメント」「公民連携とまちづくり」をテーマにした基調講演やパネルディスカッションを行い、2日目のアフターセッションでは、福岡のFMラジオ局「LOVE FM」のコラボ企画として墨田区のまちづくりを学ぶ企画やオープンスペーステクノロジー(OST)形式のワークショップでの対話を行いました。 記事内画像

    講演・パネルディスカッション

    セミナーでは包括施設管理の運営や照明のLED化、空き家対策、各種計画策定、廃止施設の利活用、地域プラットフォームの設立・運営、道の駅のPPPによるリニューアル等、様々な角度で公共施設マネジメントに関わる計9名の方にご登壇いただき、それぞれの取り組みの背景や工夫、苦労された点など、リアルな声を交えてご紹介いただきました。

    また、登壇者と参加者との双方向コミュニケーションを促進するため、Webサービス「Slido」を用いて参加者からリアルタイムで寄せられた質問や参加者が実務で感じているお悩み等をもとにパネルディスカッションを行いました。会場全体で意見を共有し、理解を深める貴重な機会となりました。 記事内画像 記事内画像

    『キトゥくんと山口センパイの まちづくりラジオ』コラボ企画 アフターセッション

    30日のアフターセッションでは、全国のまちや地域活動に関わる方をご紹介するラジオ番組『キトゥくんと山口センパイの まちづくりラジオ』の木藤様・山口様にお越しいただき、墨田区都市整備部浮貝様との対談やワークショップを行いました。 記事内画像

    ワークショップでは、本イベントで得られた気づきなど、参加者が自分たちの興味に基づいて自由にテーマを出し合い、意見交換を行いました。

    イベントの様子は、8月23日(土)・30日(土)の同番組で放送を予定しています。

    ラジオ放送スケジュール
     【トーク】8月29日(土)【ワークショップ】8月30日(土)7:30~ 記事内画像

    おわりに

    公共施設の位置づけは、そこに住む人々の生活や社会の基盤であり、地域社会にとって重要な役割を果たしています。

    日本管財は、施設の効率的な管理・長寿命化に加えて、暮らしを豊かなものとする、地域に愛着を生み出すマネジメントに取り組んでまいります。

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