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    シール帳の次は「お菓子帳」?大人も子どもも夢中になる新コレクション文化――知育効果にも注目

    シール帳の次は「お菓子帳」?大人も子どもも夢中になる新コレクション文化――知育効果にも注目

    いま、シール集めが再びブームになっているのをご存じでしょうか。100円ショップや文具店には大人向けのデザインシールが並び、SNSでは「シール帳」や「コラージュ動画」が数十万回再生を記録しています。

    かつて子どもたちが夢中になった“シール帳文化”は、令和の今、形を変えて復活しました。そしてその流れの中で注目を集めているのが「お菓子帳」です。

    小さなお菓子のパッケージを集め、選び、貼る——。 大人の癒やしとして広がる一方で、親子で楽しむ家庭も増えています。中には小さな子供の「選ぶ体験」が知育にもつながるのでは?といった声も聞かれるようになりました。

    なぜ今、このシンプルな遊びがここまで人の心をつかんでいるのでしょうか。

    懐かしさと新しさが交差する「お菓子帳」とは

    「お菓子帳」とは、単なるスクラップブックではありません。好きなお菓子のパッケージや包み紙、小袋、さらには付属のシールやキャラクターカードまで——それらをノートやクリアファイルにコラージュして、自分だけの“お菓子図鑑”を作る遊びです。ページごとにテーマを決めて並べたり、可愛いロゴや色彩を生かしてデコレーションしたりと、表現の幅は驚くほど広く、アイデア次第で個性が際立ちます。自分だけの世界観を形にしていくのです。

    令和流「コレクション遊び」の進化

    なぜ今、これほど注目を集めているのでしょうか。その背景には、令和時代ならではの“遊び心”と“新しさ”があります。

    まず挙げられるのが、SNSとの親和性です。InstagramやX、TikTokでは、日々多くの制作動画や写真が投稿されています。人気YouTuberが公開した「お菓子帳を作ってみた」動画が数十万回再生を突破するなど、子どもから大人まで幅広い層がこの遊びに夢中になっています。自分の作品を発信し、共感やアドバイスをもらえることが、新たなコミュニケーションの場を生み出しているのです。

    さらに、このコレクションは「レトロ感」と「真新しさ」が絶妙に混ざり合った魅力を持っています。駄菓子自体が“珍しいもの”になった現代の子どもたちにとって、レトロなパッケージやキャラクターはまるで“レアカード”のような存在です。自分のお小遣いで気軽に買える手に取りやすさも、コレクション熱を後押ししています。

    また、親子で一緒に楽しめる点も広がりの一因でしょう。かつて駄菓子を食べて育った親世代が、わが子と一緒に懐かしのお菓子を集めたり、パッケージを切り抜いたりする時間は、過去と現在がつながる貴重な体験となっています。

    親子で広がる楽しみ方

    子どもの成長とともに、楽しみ方も少しずつ変化していきます。自分でテーマを決めてページを構成したり、「今日はチョコレート特集にしよう」「コンビニ限定だけ集めよう」と企画を立てたり。やがては本格的なコレクションへと発展していきます。色のバランスを考えたり、ロゴを切り抜く位置を工夫したりと、まるで小さな編集者のようにページを作り上げていく姿も珍しくありません。親は素材を用意するだけで、あとは子どもの感性に任せる——そんな共同作業も、この遊びの魅力のひとつです。 記事内画像

    はじめの一歩は“選ぶ”ことから

    一方で、もっと小さな子どもとの楽しみ方もあります。1歳から2歳ほどの、まだハサミを使えない年齢でも、ページを広げて「どれが好き?」と問いかけるだけで十分です。カラフルなパッケージを前に、じっと見つめたり、手を伸ばしたりする——その反応を一緒に味わう時間は、親子にとってかけがえのないひとときになります。

    まだ本格的に作ることは難しくても、“選ぶ”ことはできます。複数の中から一つを指さすという行為は、「自分はこれが好き」という意思表示のはじまりでもあります。色や形の違いに気づき、比べ、選択する——その小さな積み重ねが、好奇心や主体性の土台へとつながっていくのです。

    気軽に日常へ取り入れられることも、この文化が世代を超えて広がる理由のひとつなのでしょう。

    大人にも広がる「お菓子帳」の世界

    また、子どもは別に、忙しい日々の中で“自分だけの癒し”を求める大人の楽しみとしても、夢中になる人が増えています。デスクに置いているお気に入りのお菓子。食べ終えた包み紙を取っておいて、帰宅後にノートへ貼る。シールやマスキングテープで少し飾るだけで、不思議と気分が上がります。

    お気に入りのお菓子のパッケージを「アート作品」として鑑賞したり、食べたお菓子の感想やカロリー、購入日を記録して“日記”として活用する事も。また、健康管理の一環として「今月はチョコレートが多かったから、来月は健康的なお菓子で調整しよう」と振り返る人も増えています。

    さらに、この趣味は“会話のきっかけ”にもなります。たとえば職場で「それ、何ですか?」と話しかけられたり、SNSで同じ趣味の仲間とつながったり。自分の趣味を誰かと共有できる喜びが、さらに魅力を高めているのです。

    賢く集める、選ぶ、楽しむ——お菓子帳の始め方

    まずはノートやクリアファイルを用意し、気になったお菓子をそのまま貼り付けてみましょう。新品のお菓子をお菓子帳にまとめて共有しあうのが現在のトレンドです。

    お菓子の購入先としておすすめなのは、圧倒的な品揃えが魅力の「おかしのまちおか」や、手軽に立ち寄れるコンビニエンスストア。新作や期間限定フレーバーが豊富なので、定期的にチェックすると“掘り出し物”に出会えるはずです。

    お菓子を集める際は、「シリーズ買い」もおすすめです。たとえばチロルチョコの限定フレーバーをまとめて買い集めれば、カラフルで統一感のあるページが完成します。忙しい方は、オンラインショップを活用するのも良いでしょう。

    ページ作りのコツは、自分の“好き”を大切にすること。無理にたくさん集める必要はありません。本当に気に入ったお菓子だけを厳選し、そのデザインや色合いを楽しむ——大人ならではの余裕あるコレクションが、心のゆとりにつながります。記録欄を設けて味や感想を書き込めば、後から見返したときにその時の気持ちや出来事が蘇り、何度でも楽しめます。

    これからどう進化するのか

    この小さなノート遊びは、さらに進化の兆しを見せています。菓子メーカーが“切り抜きやすいパッケージ”を採用したり、専用リフィルやノベルティを展開したりと、楽しみ方を後押しする工夫が増えてきました。

    さらに、SNSを通じて全国の愛好者たちが交流し、作品をシェアする動きも広がっています。自分のコレクションを発信し、誰かの一冊に刺激を受ける——そんな“共感と発見”の循環が、世代を超えた新しいコミュニケーションを生み出しているのです。

    お菓子帳がもたらす“ちょっと幸せ”な時間

    この遊びの本質は、日常の中に小さな“ときめき”を見つけることにあるのでしょう。仕事や家事に追われる毎日、ふと手を止めてページをめくる。そこには自分だけの宝物が詰まっていて、思わず笑顔になれる。そんな“ちょっと幸せ”な瞬間が、今、多くの人の心をつかんで離しません。

    「何か新しい趣味を始めてみたい」「癒しの時間が欲しい」と思っているなら、ぜひ一度この世界をのぞいてみてください。そしてその楽しさを、家族や友人と分かち合ってみてはいかがでしょうか。

    シール帳に続く新たなブームとして広がるこの動き。そこから、あなた自身の新しい物語が始まる可能性もあります。

    #お菓子帳#コレクション#スクラップブック#レトロお菓子#駄菓子#シール帳#平成レトロ#お菓子パッケージ#パケ買い

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