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不登校という分野においても大きな役割を果たしたい | 花まるグループ代表 高濱正伸 新年のご挨拶
2026年 新年のご挨拶代表 高濱 正伸 2026/01/01
新しい年を迎え、皆さまに心よりご挨拶申し上げます。
社会の変化が速く、先の見えにくい時代だと言われるようになって久しくなりました。子どもたちを取り巻く環境も、この数年で大きく姿を変えています。なかでも象徴的なのが、小中学生の不登校の急増でしょう。不登校の小中学生が35万人を超える時代となり、私たちは「いま、何ができるのか」を考え続ける日々を過ごしています。
花まるグループでは、2022年からフリースクール部門の取り組みを始めました。
志ある若者たちが「朝から晩まで、預かった子どもたちのことをずっと話し合っている学校をつくりたい」と集まってできたフリースクールです。実際に歩み始めてみると、その想いこそが核心を突いていました。
不登校の理由となる「症状名」にとらわれたり、「かわいそうな子」「手のかかる子」として配慮の目を向けるのではなく、ただ愛すること。ひたすらその子のありのままを愛することこそが、大切だったのです。
やってはいけないことはキチンと基準を示して叱ることももちろんありつつ、笑顔と深い無条件の愛で包まれ「この世界にいていいんだ」「僕がいることで喜んでくれる人が確かにいるんだ」と確信したときから、どんな子であれ、困りごととして発揮していた「症状」の大半はコントロールできるものになると、実感しています。
2025年には、フリースクールを新たに2校開設しました。本物の音楽に触れることを大切にするスクール、学力の向上にじっくり取り組むスクールと、運営メンバーもカラーも異なるのですが、共通しているのは、規模が広がってもなお子どもたちが「毎日通う」という日常が成立し続けていること。またしても反響があり、2026年度にはさらに2校の開設を予定しています。
この取り組みをできるだけ早く広げていくことが、私たちの社会的な使命だと感じています。花まるグループとして、今後も必要とされる場所にフリースクールを設置し、協力者を増やしながら、困っている子どもたちの居場所を提供していければと思います。
「花まるといえば思考力」「花まるといえば野外体験」。そう言っていただいてきましたが、不登校という分野においても、社会に対して大きな役割を果たしていきたいと考えています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
花まるグループ
代表
高濱正伸


