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平成一桁ガチジジイ世代必見!あの頃の「遊び」が今も親子の架け橋に
ビジョナリー編集部 2025/10/27
「平成一桁ガチババア」という言葉を、見かけたことはありませんか?
平成元年から平成9年(1989~1997年)生まれの女性を指し、自虐的でありながらも、そんな自分たちを笑い飛ばすユーモアが込められています。
もし「平成一桁ガチジジイ」という言い方もあるとしたら、平成一桁生まれの男性は、2025年時点でこの世代は28~36歳になり、社会人としては後輩を指導したり、家庭を持つ人もいるのではないでしょうか。
「平成一桁ガチババア」と同じく、この世代の男性にも、当時熱狂した懐かしいアイテムが多くあります。
平成一桁世代が熱狂したアイテム
この世代の男性に「懐かしいものは?」と尋ねて、答えに上がるアイテムの中でも、「ゲームボーイ」「バトルえんぴつ」「ベイブレード」の三つにフォーカスしていきます。
どれも当時の小中学生の毎日を彩り、心に今も深く刻まれています。
それぞれのアイテムがなぜ熱狂的な人気を誇ったのか。その時代背景とともに改めて振り返ってみましょう。
ゲームボーイ
1989年、任天堂が発売した携帯ゲーム機「ゲームボーイ」。ソフト交換式という当時としては画期的なシステムを採用し、ファミコンと並ぶ“第二の家庭用ゲーム機”として爆発的に広まりました。
代表作が次々に社会現象へ
- スーパーマリオランド
発売初日に登場し、外出先でも“マリオの世界”を楽しめるインパクトは絶大でした。400万本を超えるセールスは、当時の子供たちの熱狂ぶりを物語っています。 - テトリス
ゲームボーイ版で通信対戦機能が初めて搭載され、「いつでもどこでも友達と勝負できる」楽しさが爆発。その斬新さは社会現象となり、国内420万本超の大ヒットに。 - ポケットモンスター 赤・緑
発売当初は静かな滑り出しでしたが、口コミとコロコロコミックの特集、幻のポケモン「ミュウ」の登場などで一気に加熱。アニメ化と連動し、最終的には800万本を突破、日本のゲーム史に新たな伝説を打ち立てました。
技術革新と「遊び心」の連鎖
ゲームボーイは長寿命バッテリー(単三4本で35時間)、周辺機器(スーパーゲームボーイ、ポケットカメラなど)など、子供心をくすぐる“遊びの進化”を続けました。また、ポケモンをはじめとした「通信・交換・育成」要素も、今のゲーム文化の礎と言えるでしょう。
バトルえんぴつ
「バトルえんぴつ」は、ドラクエの世界観を鉛筆に落とし込み、サイコロのように遊べるものです。1993年にエニックス(現スクウェア・エニックス)が発売し、当初は売れ行きが伸び悩みましたが、関西地方の駄菓子屋で火がつき、やがて全国に広まりました。
- 教室・休み時間の定番アイテムに
学校の机の上が絶好のバトルフィールド。数字や技が書かれた鉛筆を転がすだけで、誰でも簡単に遊べます。 - 親子も巻き込んだ遊びの輪
「計算の練習になる」「親子で一緒に遊べる」と保護者からも好評。親と子が同じ土俵で盛り上がれる、数少ない“アナログゲーム”でした。 - 爆発的ヒットの裏側
シリーズ累計1800万セット(約6000万本超)という脅威の販売実績。開発者が腱鞘炎になるほど毎日バトエンを転がし続け、品質とゲームバランスにこだわり抜いた逸話も語り継がれています。
ベイブレード
1999年に誕生した「ベイブレード」は、昔ながらのベーゴマを現代的に進化させた“カスタマイズ可能なバトルコマ”。自分だけのパーツを組み立て、友人たちと1対1の真剣勝負を繰り広げる。このシンプルで熱い遊びが、平成一桁世代の心を鷲掴みにしました。
爆発的ヒットの理由と進化の軌跡
- 「組み立てる楽しさ」と「ぶつかり合う爽快感」
単なるコマではなく、アタック・ディフェンス・スタミナなど個性豊かなパーツを組み合わせて“自分だけの最強”を追求。バトルはすぐに決着がつくため、テンポよく盛り上がり、友達との対戦が止まりませんでした。 - 世代交代と技術進化
初代の爆発的ヒットから、メタルパーツ導入の「メタルファイト」、破壊ギミックを取り入れた「ベイブレードバースト」、そしてスポーツ性を強調した最新「BEYBLADE X」へと進化。どの世代でも“ぶつかり合う爽快感”と“勝負の一瞬のドラマ”は変わりません。 - 世界的な広がりと“親子の架け橋”に
令和の今も80カ国以上で5億個超の出荷実績。「自分が子供の頃ハマったベイブレードで、今は自分の子供と勝負している」という親子ユーザーも急増しています。
平成一桁世代こそ、“懐かしさ”を武器に
ここまでご紹介した「ゲームボーイ」「バトルえんぴつ」「ベイブレード」は、単なる流行ではなく、平成一桁世代の男性たちが、仲間と笑い合い、時に真剣に競い合い、友情や工夫を育んだ“リアルな日常の一部”でした。
- デジタルとアナログの両方を体験した貴重な世代
- 「懐かしさ」を共有できる“同窓会ネタ”の宝庫
- 今の子供たちに語り継げる“親子コミュニケーション”のきっかけ
時代が移り変わっても、「あの頃」を語り合うことで、世代を超えたつながりや、新たなコミュニケーションのきっかけを生み出すことができるはずです。
まとめ
平成一桁生まれが熱狂した文化やアイテムは、今では世代間の懐かしさや、コミュニケーションの新しい架け橋になっています。
- 懐かしさを共有できる“仲間”の存在
- 親子で遊び直せる“世代を超えた定番”
- デジタルとアナログ、両方の遊びを知る“時代の証人”という誇り
あの頃のワクワクを思い出しながら、今の自分と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。

