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「若手が伸びる会社」は何が違うのか?Salesforceが“働きがい”で評価される理由
ビジョナリー編集部 2026/01/29
若手が「ここで働きたい」と思うのはなぜか? セールスフォースが「働きがい」ランキングで上位に食い込む理由
「入社したら、想像していた仕事と違った」「成長したいのに、任せてもらえない」——。 多くの組織で離職やエンゲージメント低下の引き金となるのが、若手が直面しがちな“入社後ギャップ(リアリティ・ショック)”だといいます。
そんな厳しい環境下で、セールスフォース・ジャパンが、働きがいのある会社研究所(GPTW Japan)による「働きがいのある会社 若手ランキング(2025年版)」で第3位に選出されました。なぜ同社は若手の働きがいを高い水準で維持できるのか。その背景を探ると、単なる「制度」の充実だけではなく、徹底されたカルチャーと緻密な日々の行動設計が見えてきます。
“若手の本音”は「称賛」より「承認」、そして「信用」にあり
GPTW Japanとセールスフォース・ジャパンによる対談では、現代の若手の価値観として「集団より個」「目立ちたくないが、ちゃんと見てほしい」といった傾向が指摘されています。
そこで重要になるのが、単に大勢の前で褒める「称賛」よりも、プロセスまで含めて納得感を醸成する「承認」なのだといいます。さらに、ランキング上位企業とそうでない企業で大きな差が出たのは、経営・管理職への“信用”であったという興味深い調査視点も提示されています。
一方、セールスフォース・ジャパン側から語られるのは、オフィス環境の工夫や節目を祝い合う文化、そして「Don’t win alone, Don’t lose alone(1人で勝つな、1人で負けるな)」という言葉に象徴される“孤立させない”仕組みです。若手の心理的安全性を下支えするための、極めて具体的な施策が同社の強みといえるでしょう。
- 調査データから「若手に選ばれる条件」を読み解く対談記事はこちら
現場のリアルを支える「V2MOM」と「フェアな文化」
もうひとつの視点は、異なる職種・バックグラウンドを持つ若手社員3人へのインタビューから得られます。彼らがなぜセールスフォース・ジャパンを選び、何に働きがいを感じているのか、その生の声に迫っています。
たとえばマーケティング職の社員は、「成長したい」という意思を起点に挑戦機会を得た経験や、独自の目標管理フレームワーク「V2MOM」による納得感について言及。また営業職の社員からは、幅広いプロダクトを通じて顧客課題に深く入り込める実感や、成果が正当に評価される“フェアさ”、そしてチームで勝利を目指す文化が語られています。
彼らの言葉からは、会社が掲げる理想が単なるスローガンに留まらず、現場の隅々にまで浸透している様子が伺えます。
- 若手社員が「働きがいランキング3位」の理由を語るインタビュー記事はこちら
記事から見えてくる、組織活性化のヒント
前述の対談記事からは、調査データと組織設計に基づいた「若手が定着し成長する条件」を論理的に理解することができます。一方でインタビュー記事は、その条件が現場でどのように体験され、社員の熱量に変わっているのかを証明する形となっています。
採用や育成、社員エンゲージメントに課題を抱える企業にとって、「制度を整える前に、どのような行動を設計すべきか」を考えるための貴重な示唆が含まれているはずです。採用に課題を抱える企業の経営者や人事担当者は、一読の価値があるでしょう。


