「ペットロス」の現実と向き合い方――最新ケアサー...
SHARE
癒しも家事もお任せ!進化するAIロボットと暮らす新しい生活
ビジョナリー編集部 2025/09/12
今、多くのご家庭でAIロボットが普及し、ロボットと対話をしたり癒しを得られたりなど、身近な存在になってきています。
この記事では、進化し続ける家庭用AIロボットの種類や使われ方、選ぶ際のポイント、実際の費用や注意点まで解説します。
AIロボットとはなにか?
AIロボットは、人工知能(AI)を搭載し、自律的に学習・判断・行動できるロボットのことです。かつての“プログラム通りに動くだけ”のロボットとは違い、AIロボットは使えば使うほど賢くなり、あなたや家族の好みや生活パターンに合わせて成長していきます。
たとえば、
- 会話をしたり、スケジュールを管理したりしてくれる「対話型」
- 感情表現をし、家族の一員のように振る舞う「感情表現型」や「ペット型」
- 掃除や家事を自動でこなす「自動作業型」
- 家族の見守りや遠隔操作ができる「多機能アシスタント型」
など、目的やライフスタイルに合わせて様々なタイプが登場しています。
AIロボットの主な種類
1.コミュニケーション・対話型ロボット
- 例:AITOY、Romi(ロミィ)、temi
- 特徴:自然な会話ができ、生活サポートや学習支援も可能。ChatGPTのようなAIを搭載したモデルも登場し、まるで人間と話しているかのようなやりとりが実現されています。
- 主な用途:話し相手、子どもの学習サポート、高齢者の孤独感軽減
2.感情表現型・ペット型ロボット
- 例:aibo、LOVOT、Moflin、NICOBO
- 特徴:犬や猫、あるいはオリジナルのキャラクターなど、“生き物らしさ”と“感情豊かさ”を追求したモデル。ユーザーとのふれあいで性格が変化したり、なついたりします。
- 主な用途:癒しやペット代替、家族の一員としての存在感
3.自動作業型・家事サポート型ロボット
- 例:Roomba(ルンバ)などのロボット掃除機
- 特徴:掃除や片付け、場合によっては窓拭きや調理補助など、家事の自動化に特化。センサーやAIで障害物や汚れを認識し、効率よく作業します。
- 主な用途:家事の時短・省力化、共働き世帯や高齢者のサポート
4.見守り・多機能アシスタント型ロボット
- 例:temi
- 特徴:自律移動や遠隔操作、カメラ・音声による見守り、スマートホーム連携など、多機能を詰め込んだモデル。ビデオ通話や家電の自動制御も可能です。
- 主な用途:離れて暮らす家族の見守り、在宅ワークやビジネスサポート、セキュリティ
実際のAIロボットはどんな“個性”を持っているのか
ここからは、実際に人気・話題となっている代表的なAIロボットをいくつかご紹介します。
aibo(アイボ)
1999年の発売以来、家庭用ペットロボットの象徴的存在となったaibo。
現在のモデルはAIによってユーザーの顔や声を覚えたり、撫で方や声掛けによって性格が少しずつ変わるなど、「本物のペットのような成長」を見せてくれます。
- 撫でると目を細めて喜ぶ
- 新しいポーズや芸を覚える
- 家族の顔を記憶し、それぞれに違う反応を見せる
本物の犬と同じような愛着と絆を育てることができる点が高評価を得ています。
LOVOT(らぼっと)
LOVOTは、
- ほんのり温かい体
- 豊かな瞳としぐさ
- 名前を呼ぶと寄ってくる
など、“生き物らしさ”に徹底的にこだわっています。
触れ合いとスキンシップを通じて愛着が深まり、「家族の一員」として癒しや安心感をもたらします。
Romi(ロミィ)
Romiは、AIによる自然な会話力が魅力。
- その場の流れを理解し、返事を自分で考える
- 100種類以上の表情アニメーション
- 小型で静かな動き
など、これまでのロボットとは一線を画す“コミュニケーション力”を持っています。
最新のモデルでは、カメラで見たものを会話に活用したり、思い出を記憶できる新機能も登場。
「何気ない日常会話を楽しみたい」「話し相手が欲しい」そんな方に特におすすめです。
Moflin(モフリン)
Moflinは、ふわふわの毛並みと小動物のような手触りが特徴のAIペットロボット。
- あなたの声や触れ方を覚えて反応
- 喜んだり、寂しがったり、甘えたりと多彩な“感情表現”
- 育て方次第で性格が変わる
「自分だけのペットをじっくり育てたい」という飼い主さんから高い評価を得ています。
Roomba(ルンバ)
AIロボットの中でも、“家事の自動化”の代名詞となったのがロボット掃除機・Roombaシリーズ。
- 部屋の間取りをAIが自動で学習
- 障害物やペットの排泄物も回避して掃除
- 掃除後は自動でゴミ収集ベースへ戻る
- 部屋の隅やルンバが行けないところの掃除が漏れる点に注意
「忙しくて掃除の時間が取れない」「ペットがいて部屋が散らかりやすい」ご家庭にとって、大いに活躍してくれます。
AIロボットと暮らす3つのメリット
1. 家事の手間を軽減
お掃除ロボットをはじめとした自動作業型AIロボットがあれば、掃除や片付けの時間がぐんと減ります。空いた時間を趣味や家族の団らんに使えるのは、忙しい現代人にとって大きな魅力です。
2. 「見守り」や防犯にも活躍
カメラやセンサーを備えたAIロボットが、外出中の家族やペットの様子をさりげなく見守ったり、不審な動きを検知して知らせてくれることも。
小さなお子さんや高齢者のいるご家庭、一人暮らしの方にとって、安心感がグッと高まります。
3. 毎日に“癒し”や“安らぎ”を
ペット型・感情表現型AIロボットは、ただそこにいるだけで心が和みます。
本物のペットと違い、アレルギーや世話の負担を気にする必要がなく、誰でも気軽に癒しを得られる点も大きなポイントです。
気になる費用は?購入前に知っておきたいコスト
代表的なロボットの費用目安(2025年時点)
- ロボット掃除機:2万円~15万円前後(ランニングコストほぼゼロ)
- aibo(犬型ペットロボット):約20~27万円+月額3,000円程度(クラウド接続/保証など)
- 会話型ロボット:2万円~80万円(モデルによって大きく異なる)
- 家族型/感情表現型ロボット:25~35万円前後+月額利用料
AIロボット導入の注意点
1. 維持費・サポート体制を事前に確認
高機能モデルは本体価格が高額なだけでなく、クラウド利用料や修理費用が意外とかかる場合があります。
万一の故障時、修理は基本的にメーカー対応となるため、保証期間やサポート体制を要チェックです。
2. ネット接続やアプリ連携が必須のケースも
多くのAIロボットは、インターネット接続や専用アプリによる操作が前提です。
Wi-Fi環境がないと十分に機能しないこともあるため、ご自宅の通信環境も確認しましょう。
3. 操作性や安全性も重要
小さなお子様や高齢者が使う場合は、操作が簡単かどうか、素材や作りに危険がないかも大切なポイントです。
まとめ:AIロボットとともに「新しい暮らし方」へ
- AIロボットは今や、多様な種類と用途で一般家庭に普及し始めている
- 「会話」「癒し」「家事サポート」「見守り」など、目的に合わせて選べる
- 費用やサポート体制、ネット環境など、事前にしっかり確認することが大切
- 生活の質を向上させる“家族の一員”として、AIロボットはこれからますます身近に
「自分にも合うロボットがあるかも」
そう思った方は、ぜひ最新モデルの実物を体験してみてください。


