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初心者もリピーターも楽しめる!高尾山の魅力とおすすめ体験ポイント総まとめ
ビジョナリー編集部 2025/10/07
東京都八王子市にそびえる標高599mの高尾山。年間300万人以上が訪れる世界有数の登山スポットであり、ミシュランガイドで三つ星に認定された“世界的観光地”でもあります。
今回は、高尾山の魅力、季節ごとの楽しみ方、外せない体験ポイント、そしてグルメやイベント情報まで、徹底的にご紹介します。
都心からのアクセス
まず注目したいのは、都心からのアクセスの良さです。
新宿駅から京王線に乗れば、乗り換え無しで約1時間。京王線「Mt.TAKAO号」を使えば最短43分で「高尾山口駅」に到着できます。駅から登山口までは徒歩3分。
ケーブルカーやリフトを利用すれば、1時間もかからず山頂へ。体力や年齢を問わず、誰でも安心して登れる一方で、自然や歴史、グルメ、パワースポットなど多彩な体験が待っています。
どの季節も“主役”になる高尾山
「春の新緑」「夏の清涼感」「秋の紅葉」「冬の絶景」
高尾山は四季折々、常に違う顔を見せてくれます。
春:梅と新緑、そして伝統行事
2月中旬から3月中旬の「高尾梅郷」では、約1万本もの梅が咲き誇り、春の到来を全身で感じられます。
4月の「春季大祭」や「高尾山若葉まつり」では、パレードやコンサートなど地域色あふれる催しも。
「高尾山=紅葉」というイメージが強いですが、春こそ“穴場”の絶景とイベントが目白押しです。
夏:涼しさとビアガーデンの誘惑
夏は“涼”を求めて高尾山へ。
木々に覆われた登山道は都心よりも体感温度が低く、さらに「高尾山ビアマウント」では標高488mからのパノラマ夜景と共に、地元料理と冷たいビールを堪能できます。
都心で味わえない風鈴の音や、薬王院のライトアップも夏ならではの楽しみです。
秋:紅葉と富士山の絶景コラボ
特におすすめなのは、山全体が色づく11月中旬から12月上旬。
山頂からは、真っ赤に染まる木々と富士山が一度に見渡せる絶景が広がります。紅葉シーズンには“高尾山もみじまつり”も開催され、登山前後のイベントも楽しみのひとつです。
冬:ダイヤモンド富士と神聖な空気
12月中旬から下旬には、山頂から「ダイヤモンド富士」を狙えます。
また、元旦には「迎光祭」で初日の出&初詣、2月3日には節分会追儺式と、パワースポットとしての高尾山を存分に味わえる季節です。
8つの登山コース
高尾山には難易度や雰囲気の異なる8つの登山コースが整備されています。「登山は初めてで不安」という方も、「もっとディープに自然を味わいたい!」という上級者も、自分に合ったルートを選べます。
1号路:初めての方や家族連れに最適
最もポピュラーで利用者が多いのが「1号路」。道のほとんどが舗装されており、普段着とスニーカーでもOKです。
道中には名物団子や蕎麦を味わえる茶屋、たこ杉や薬王院、さる園・野草園など見どころも満載。観光・グルメ・パワースポット巡りを一度に楽しみたい方におすすめです。
2号路〜6号路:自然観察や静寂を求めて
- 2号路は草花観察やハイキング気分で気軽に周遊できます。
- 3号路は人が少なく、静かな森の中でリフレッシュしたい方にぴったり。
- 4号路は高尾山唯一の吊り橋があり、ちょっとした冒険気分を味わえます。
- 5号路は山頂付近をぐるりと回る短めコース。歴史ある江戸杉の巨木も見逃せません。
- 6号路は沢沿いの本格自然道で滝や清流を感じたい方、登山好きの方に人気です。
稲荷山コース&高尾山・陣馬山コース
- 稲荷山コースは自然道ながら初級者向け。途中の展望台からは東京の街並みを一望できます。
- 高尾山・陣馬山コースは全長約15kmの本格縦走ルート。山頂からさらに奥高尾へ進めば、静寂と絶景のご褒美が待っています。
高尾山の見どころ
高尾山の魅力は、自然だけにとどまりません。山全体が“パワースポット”と呼ばれる理由や、ここでしか出会えない体験を厳選してご紹介します。
1. 高尾山さる園・野草園
約90頭のサルが暮らす“さる園”では、サル同士の社会性や子ザルの成長を間近で観察できます。植物好きなら“野草園”で珍しい草花に出合うのも一興です。
2. 高尾山ケーブルカー
全長1,000m・最大勾配31度という日本屈指の急勾配を6分で駆け上がります。車内からは四季折々の絶景が広がり、山道を歩く体力に自信がなくても、快適に山腹へアクセスできます。
3. たこ杉
樹齢450年、高さ37mの巨大杉。“タコの足”のように根が広がる姿は圧巻です。市の天然記念物であり、パワースポットとしても人気です。
4. 浄心門・薬王院
薬王院は“天狗の山”とも呼ばれ、厳かな雰囲気が漂います。
神仏習合の象徴である「浄心門」をくぐれば、霊気あふれる聖域へ。
薬王院境内には天狗像や願いを託す“六根清浄石車”など、ユニークなご利益スポットも点在。
歴史的背景や宗教文化を体感できる場所です。
5. 山頂展望台とビジターセンター
晴れた日には富士山や丹沢の山々、東京のビル群まで一望できる山頂の広場。
休憩スペースや売店も充実し、登頂の達成感を味わうのに最適です。
隣接する「高尾ビジターセンター」では動植物や登山道の情報、ムササビの剥製展示など学びの要素も満載です。
6. 高尾山スミカ&限定グッズ
ケーブルカー「高尾山駅」前の複合施設「高尾山スミカ」では、ここでしか手に入らないオリジナルグッズや地元クラフト商品が豊富。
旅の思い出やお土産選びが楽しくなるスポットです。
“高尾山グルメ”の世界へ
登山前後はもちろん、山道の途中や山頂でも、地元ならではの美味を味わえます。
登山前・下山後におすすめの名店
- 髙尾山 髙橋家
江戸末期創業の老舗そば屋。名物「とろろそば」は、粘りと香りが格別な大和芋・長芋のブレンド。 - 栄茶屋
自然薯を使った「自然薯そば」や「自然薯めし」が評判。登山後の疲れた体に染み渡ります。 - 高尾山FuMotoYA
地元野菜や石窯ピッツァなど、本格イタリアンも。食後には足湯でリフレッシュできるのも魅力です。
登山道&山頂で外せない味
- ごまどころ 権現茶屋
炭火焼きの「ごまだんご」は、まさに高尾山の定番。醤油・クルミ味噌など、選べるタレもポイントです。 - 天狗焼き@高尾山スミカ
鳥天狗の顔を模した焼き菓子。黒豆餡とカリモチ食感がクセになる逸品です。 - 高尾山ビアマウント
夏季限定のビアガーデン。標高488mの絶景&食べ飲み放題で、非日常のひとときを満喫できます。 - 曙亭
山頂で味わう太めの田舎そばやおでん。登り切ったご褒美にぴったりです。
疲れた体にご褒美を――温泉&宿泊、周辺観光も充実
京王高尾山温泉 / 極楽湯
高尾山口駅隣接の温泉施設。地下1,000mから湧く天然温泉と檜風呂、サウナで登山の疲れを癒せます。タオルのレンタルもあるので、手ぶらで立ち寄れるのがうれしいポイントです。
ホテルタカオネ
高尾山口駅前にある“活動型ホテル”。宿泊+陶芸やクラフト体験、地元ガイドによるツアーなど、旅の幅が広がります。夜は焚き火を囲んで語らうのもおすすめです。
周辺観光も侮れない
- 高尾梅郷
春には1万本の梅が咲き誇る遊歩道。香りに包まれながらの散策は格別です。 - KO52 TAKAO
2024年開業の新スポット。クラフトビールやトレイルランニングウェアの直営店など、地域色豊かな複合施設です。 - 八王子城跡
戦国時代の山城跡で、歴史好きにはたまらない見どころです。
高尾山をもっと楽しむ!イベント&パワースポット巡り
年間を通じて多彩なイベント
- 火渡り祭(3月)
素足で炎の上を歩く勇壮な修験道の儀式。一般参加も可能です。 - 春季・秋季大祭(4月・10月)
稚児パレードや伝統芸能など、歴史と文化を体感できる行事が多数。 - 高尾山もみじまつり(10月〜12月)
伝統芸能や僧侶による安全祈願など、紅葉狩りと併せて楽しめます。 - ダイヤモンド富士観賞(12月)
運が良ければ、富士山頂に沈む夕陽の神秘的な瞬間を体験できます。
パワースポットとしての高尾山
薬王院やたこ杉、山頂での御朱印集めなど、運気アップを目指す方にもおすすめです。新年の「迎光祭」や節分会追儺式では、無病息災・開運の祈願も行われます。
まとめ
豊かな自然、歴史と文化、グルメ、イベント、温泉。一度訪れれば、高尾山の奥深さと多様な楽しみ方に、きっと驚くはずです。
ぜひ高尾山で、あなた自身の“新しい発見”を体験してみてください。
あなたの登山スタイルや興味に合わせて、何度でも新しい魅力に出会えることでしょう。


