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2025

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    【11/20・21開催】Salesforceが仕掛ける国内最大級AIの祭典。Slack最高技術責任者らが語る“ビジネスの未来”

    【11/20・21開催】Salesforceが仕掛ける国内最大級AIの祭典。Slack最高技術責任者らが語る“ビジネスの未来”

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    「Agentforce World Tour Tokyo」とは

    Agentforce World Tour Tokyo」は、セールスフォース・ジャパンが開催するイベントの中で、最も大きな年次イベントだという。

    イベントの詳細とお申し込みはこちら

    位置づけは、2025年10月に米サンフランシスコで開催された「Dreamforce 2025」の日本版。世界最大級のAIエージェントイベントの内容を、日本の企業やビジネスパーソンが生かせるように“凝縮・最適化”した内容となっている。

    開催形式はハイブリッドで、会場は「ザ・プリンス パークタワー東京」(東京・港区)。主要なセッションはオンラインのリアルタイム配信も予定されている。オンライン視聴は、配信プラットフォーム「Salesforce+」(英語)から登録・視聴が可能だ。

    「Agentforce World Tour Tokyo をオンラインで視聴するための登録方法」はこちら

    基調講演やCampground(展示・デモ)、ハンズオン、1on1コンサルテーションまで、Dreamforceのエッセンスを、日本向けに実務と直結する形で提供するとのことだ。

    ここを押さえればOK。7つの見どころ

    (1)基調講演(Day 1 10:00-11:15):Welcome to the Agentic Enterprise

    Dreamforceで示された方向性と国内の最新情報をまとめてキャッチアップできる場になるという。 記事内画像 今年のテーマは、「Welcome to the Agentic Enterprise」。人とAIが共に働く次世代の企業体「Agentic Enterprise」へと変貌を遂げるためのテクノロジーやメソッド、そして最新事例など、Dreamforceで示されたビッグビジョンと日本企業への提言が示される。

    登壇者はSalesforceからパーカー・ハリス共同創業者兼Slack最高技術責任者、セールスフォース・ジャパンからは小出 伸一代表取締役会長兼社長が登壇。さらにゲストとして、三井住友フィナンシャルグループの中島達取締役執行役社長グループCEOと磯和啓雄執行役専務グループCDIOの登壇も予定されている。

    Dreamforceの全容を把握しきれていないビジネスパーソンにとっても、その内容を効率よくキャッチアップする絶好の機会となりそうだ。

    オンライン参加はこちらから

    (2)Campground:製品を“触って分かる”エリア

    DreamforceのCampgroundさながらの体験ができるエリアでは、製品デモとシアター、Agentforceコンサルテーションが常時稼働。「見る→触る→自社に当てはめて相談する」までをワンストップで提供する。ランチ提供の時間帯もあり、一日中滞在しながら深い学びを得られる設計になっているとのことだ。 記事内画像

    (3)ハンズオン&ワークショップ:明日から使う“型”を持ち帰る

    Agentforceやデータ連携、自動化などをテーマにしたワークショップやハンズオンも随時実施される。設計テンプレートや実装の勘所を、手を動かしながら習得できるという。Dreamforceの広範な学びを、日本語で具体化して持ち帰れる点が魅力だ。

    (4)ネットワーキング(Day1 18:00-19:00):夕方は“仲間”との交流時間

    Day1の夕方には、会場でネットワーキングの時間(ドリンク&軽食付き)が設けられる。登壇者やエキスパート、同業他社とのつながりを築く絶好の機会だ。Dreamforce同様、コミュニティの熱気を感じられる時間帯となり、導入の舞台裏や運用に関する悩みなどもカジュアルに相談できる場になるという。

    (5) 初のハッカソン連動(Day1 10:00-11:15):優勝チームを基調講演で表彰

    11月14日のDemo Dayを経て決定した「Agentforce Hackathon Tokyo」の優勝チームが、11月20日の基調講演で表彰される。“使えるAIエージェント”の要件や審査の観点を、実際の事例を通じて確認できる。「Dreamforceの最新トレンド×日本の実装力」が交差する瞬間となりそうだ。 記事内画像 Salesforce Japanが初めて手がけるハッカソンの詳細はこちらから

    (6)True to the Core(Day2 17:00-18:00):開発者と直接対話する絶好の機会

    Salesforceが創業から26年間、徹底してきたという「顧客の声を反映すること」。その姿勢を象徴するのが「True to the Core」だ。今回は、Agentforceのユースケースが急増しているというAgentforce Sales (旧Sales Cloud)とSlackのAIを中心に、製品開発の責任者が登壇。製品ロードマップに関する質問や、新しい機能のアイデアなどを直接提案できる貴重な機会となっている。

    (7)Viz Games(Day1 16:45-18:00):世界最大のデータ可視化コンテスト、日本にも再び

    「Viz Games」とは、米Salesforceが主催する世界最大規模のデータ可視化コンテスト「Iron Viz」の日本版だ。ビジネス・インテリジェンスツール「Tableau」を活用し、出場者がそれぞれの個性を生かしてデータを可視化し、そのクリエイティビティを競う。

    昨年、2,000人以上の当日視聴とオンデマンドで4,500人の視聴を集めたという人気イベントが、さらに進化して開催される。データに命を吹き込み、オーディエンスを惹きつける力こそが、これからの組織を前進させる原動力になるという。データドリブン文化の真髄を、臨場感あふれるライブで体感できるコンテンツとなりそうだ。

    (+α)Salesforce Today:オンライン視聴者を飽きさせない人気ショー

    オンライン視聴者に向けて放送されるのが、セッションの合間に用意された幕間コンテンツ「Salesforce Today」。Salesforceのスペシャリストが直前のセッションをわかりやすく、時にはコミカルに解説する人気コンテンツだという。オンライン視聴だけでも、会場の臨場感を感じられる工夫がなされている。

    参加方法(現地/オンライン)
    現地参加は無料だが、事前の登録が必要だ。会場は「ザ・プリンス パークタワー東京」(東京都港区芝公園4-8-1)。公式サイトから「会場参加お申し込み」をクリックし、来場者情報を入力する。入力方法については、同社が公開している解説記事を参考にするとスムーズだろう。

    オンライン参加も無料で、「Salesforce+」で視聴登録を行う。ライブ・オンデマンド視聴とアジェンダ管理ができ、Dreamforceでの視聴体験に慣れている人にとっては同様の感覚で活用できるとのことだ。

    Dreamforceで描かれた「青写真」を、日本の現場で動く「設計図」に変える。

    基調講演で大きな方向性を掴み、Campgroundやワークショップで自社に合わせた“型”に落とし込む、といった活用が期待される。また、ハッカソン表彰では、日本発のリアルなAgentforce事例に触れることができる。現地参加、オンライン参加のいずれの方法でも、AIエージェントの現在地と未来像を効率よくキャッチアップできる内容となっているようだ。

    こちらからイベントの詳細をぜひご確認ください!

    注:本記事は2025年11月10日時点の公開情報に基づきます。最新のアジェンダや参加方法はイベントページをご確認ください。

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