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「太れず負けた」後悔を事業に。元球児が放つ日本初“増量弁当”の衝撃
経営者必見!日本の未来を創る新興成長企業特集ビジョナリー編集部 2026/01/29
餅を10個食べても太れなかった。学生アスリートの挫折から生まれた、異色の冷凍弁当「ふとるめし」の勝算
「太れなくて勝てなかった」
かつて、そう唇を噛んだ少年がいた。この切実な後悔が、既存の宅食市場の常識を覆す「太る」ことに特化した冷凍弁当「ふとるめし」を生み出した原動力だという。
開発者は学生時代、野球に打ち込みながらも、どれだけ食べても体が大きくならないことに悩み続けていた。この記事では、そんな自身の原体験から生まれた「ふとるめし」の開発秘話や製品のこだわり、そして市場における独自のポジションについて紐解いていく。
「太れなくて勝てなかった」開発の原点となった体験

「もっと食べろ」 と言われても、どうしても食べられなかった——。
学生時代に野球に打ち込んでいたあるアスリートは、どれだけ練習し、どれだけ口に食べ物を運んでも、体が大きくならない壁にぶつかっていたという。バッティングではパワー負けし、守備では当たり負けする。指導者からの言葉が、逆にプレッシャーとしてのしかかる日々。
「どれだけ練習しても、体が大きくならない。この悔しさは、今でも消えません」と、当時の心境を振り返る。
毎日餅10個。 それでも、体重計の針は動かなかった。
母親もまた、息子のために毎日のように餅を焼き、練習の合間に食べられるよう持たせてくれたという。しかし、激しい練習で消費するカロリーに、摂取量が追いつかない。
そこで直面したのは、「太る環境」を整えることの難しさだった。競技に没頭する子供と、それを支える親。双方が食事の準備と摂取に追われ、高カロリーな食事を毎日用意し続けることは、家族全員にとって過酷な負担となっていたのだ。
「もし、あの時こんな弁当があったら——」
その思いが、同じ悩みを抱える学生アスリートと、その保護者を救うための新サービスへと繋がった。子供が強くなり、親の負担が減る。そんな「Win-Win」の形を目指して、開発はスタートした。
「太る」に特化した日本初の冷凍弁当|製品の特徴とスペック

健康志向が叫ばれる昨今、世に出回る冷凍弁当の多くは「ダイエット」や「低カロリー」を謳うものばかりだ。しかし、成長期の学生アスリートにとって「体重を増やすこと」は、パフォーマンスに直結する死活問題である。
プロテインやサプリメントはあくまで補助。食事だけで十分な栄養を確保しようとすれば、保護者に多大な負担がかかる。一方で、コンビニ弁当では栄養バランスに不安が残る。「ふとるめし」は、そうしたニッチだが切実な需要に、真正面から応えるサービスだという。
ふとるめしの3つの特徴
「ふとるめし」は、「量」「味」「タンパク質」の3点に徹底的に振り切っている。
1. 圧倒的なボリューム
- 1食平均450kcal
- メインも副菜も、ボリューム満点の構成
- あえて「お米なし」でおかずを詰め込む設計
一般的な冷凍弁当はご飯が主役になりがちだが、本製品はおかず中心。2個食べれば一気に900kcalを摂取できる計算だ。これこそが「太る」ためのロジックだという。
2. 妥協なき美味しさ
- ご飯が進む濃いめの味付け
- 毎日食べても飽きない本格的なクオリティ
- 栄養士監修による緻密な味設計
「味が薄い」という冷凍弁当のイメージを覆し、ご飯がどんどん進む味付けを追求。利用者からは「毎日食べても飽きない」との声が上がっている。
3. 計算された栄養設計
- 平均タンパク質30g超え
- 筋肉作りに最適な栄養バランス
- 炭水化物・タンパク質・脂質の「黄金比」
栄養士の監修のもと、ただ太るのではなく「健康的に大きく」なるためのバランスを徹底。1食で十分なタンパク質が確保できる点は、アスリートにとって大きな魅力だろう。
豊富なメニューラインナップ
飽きさせないための工夫は、そのメニュー数にも表れている。
- ロコモコ風&グラタン風
- 麻婆豆腐&スクランブルエッグ
- 鶏肉のハーブ焼&ナポリタンチーズかけ
- 酢鶏&炒り卵中華風
- 鶏肉の竜田揚げ&ほうれん草・ベーコンソテー
- 豚肉の生姜焼&しゅうまい
手軽さと価格設定
調理は冷凍庫から出してレンジで約5分温めるだけ。1食550円〜という価格設定も、育ち盛りの子供を持つ家庭の家計に配慮した結果だという。
「高カロリーなのに脂っこくない」|開発の苦労とこだわり

「脂っこい」は絶対NG
単にカロリーを上げるだけなら、油を増やせば容易だ。しかし、それではアスリートが毎日食べ続けることはできない。「高カロリーなのに、脂っこくない」という矛盾。この難題を解決するため、栄養士と数十回に及ぶ試作を重ね、現在の黄金比に辿り着いたという。
冷凍弁当の宿命「解凍後のパサつき」との戦い
また、冷凍食品の宿命である「解凍後の食感劣化」にも徹底して抗った。特にパサつきやすい食材に対し、製造工場と協議を重ねて冷凍技術と包装方法を改良。「炊きたて・作りたてに近い食感」を実現することに成功した。
「太る」のネガティブイメージとの戦い
世間一般ではネガティブに捉えられがちな「太る」という言葉。しかし、アスリートの世界では「太る=強くなる」ためのポジティブなプロセスだ。
「ふとるめし」という直球のネーミングには、その価値観の転換を促す狙いがある。ダイエット志向が主流の市場において、あえて逆張りのポジションを明確に打ち出すことで、独自のブランドを確立しようとしている。
IT企業がなぜ冷凍弁当を?
意外なことに、この弁当を世に送り出したのはIT企業だ。AIの進化により本業の効率が劇的に向上したことで、新しい挑戦への余力が生まれたという。
「縁があったことは、やってみる」
開発の根底には、かつて特殊部隊で学んだという「やらない後悔より、やった後悔」という精神が息づいている。
ふとるめしが選ばれる理由|実際の利用シーンと活用方法

こんな人に選ばれています
「ふとるめし」は、以下のような層から熱烈な支持を受けている。
1.部活動に励む学生アスリート
練習後すぐにエネルギーを補給したいが、自分では作れない。そんな時、レンジで温めるだけで高タンパク・高カロリーな食事を摂取できるメリットは大きい。
2.食事準備に時間をかけられない保護者
共働き家庭にとって、栄養バランスを考えた高タンパクな献立を毎日作るのは至難の業だ。ストックしておくだけで「安心できる食事」を子供に提供できる利便性が評価されている。
3.体重増加が必要なアスリート
ただカロリーを摂るのではなく、筋肉量を増やしながら健康的に増量したいトップ層のニーズにも、栄養士監修の設計が合致している。
実際の利用シーン
- 練習後の栄養補給:電子レンジ5分で、ゴールデンタイムを逃さず摂取。
- 朝食・昼食として:おかずが充実しているため、別途ご飯を用意するだけで豪華な食事に。
- 合宿や遠征時の食事:冷凍のまま持ち運べば、出先でも安定した栄養管理が可能。
継続して食べ続けられる理由
増量において最も重要なのは「継続」だ。「ふとるめし」は、脂っこさを抑えた設計と豊富なメニュー展開により、飽きずに続けられる工夫が施されている。
同じ悩みを抱える学生アスリートのために
「ふとるめし」は、単なる商品ではない。それは 「太れなくて勝てなかった」 という一人のアスリートの後悔を昇華させた、次世代へのエールでもある。
子供が強くなり、親が楽になる。そんな理想を具現化したこの弁当は、2026年2月10日より順次発送が開始される。
「もっと食べろ」という言葉に苦しんできた学生たち、そして彼らを支える保護者にとって、この「ふとるめし」が新たな救いとなるかもしれない。
詳細については、ふとるめしホームページを確認してほしい。


