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2026

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    Salesforceコミュニティが「熱狂」を生む理由。ユーザーが自走する組織の核にある「Giverの精神」とは

    Salesforceコミュニティが「熱狂」を生む理由。ユーザーが自走する組織の核にある「Giverの精神」とは

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    ユーザー自身がリーダーとなり、学びを深める「自走型」の組織

     セールスフォース・ジャパンが運営支援する「Trailblazer」「Tableau」「Slack」「MuleSoft」の4つのコミュニティが、今、熱い注目を集めている。これらのコミュニティに共通しているのは、ユーザー自身がリーダーとしてイベントやコンテンツの企画・運営を担う「メンバー主体」のスタイルで動いている点だ。

     単なる交流の場にとどまらず、実利的な学びの場としても機能しているのが特徴だ。Valoir社の調査によると、参加者の65%が「AI+データ+CRM」のスキル向上に役立てたと回答。ビジネスの最前線で求められるスキルを習得するプラットフォームとして、強固なエコシステムを築いている。

    圧倒的な熱量の源泉は「Giverの精神」

     なぜ、これほどまでにユーザーが主体的に動く「自走」が可能なのか。その裏側で伴走を続けるコミュニティマネージャーの阿部華奈氏(Trailblazer、MuleSoft担当)と、Sun(Jeongsun)Hong氏(Tableau、Slack担当)の言葉に、そのヒントが隠されている。

     2人はその役割を「コミュニティが健全かつサステナブルに続いていくための環境づくり」(阿部氏)、そして「コミュニティメンバーの魅力を引き出すこと」(Sun氏)と表現する。特にSun氏は「日本人は、自分の強みや知見を持ちながらも、それを表に出すことに少しハードルを感じる人も多い」と指摘。「こういうことがきっとできます」「次のイベントで話してみませんか」と一歩を後押しすることが、メンバーが輝く起点になると話す。

     2人が口を揃えて挙げるキーワードが、「Giverの精神」だ。 阿部氏によれば、「コミュニティに入るきっかけは、何かに困っていたり悩んでいたりする時。そこで既存のメンバーが優しく手渡してくれた経験が印象深いからこそ、『今度は自分が恩返ししたい』という気持ちにつながる」のだという。GiveとTakeがあらゆるところで生まれ、文化として根付いているというのが、自走の核にある仕組み といえるだろう。

     Sun氏も同じ循環を描く。「最初は『学びたい、誰かに助けてもらいたい』というきっかけで参加した後、関わるうちに人との出会いがあり、知識や経験を得る。すると、今度は自分も誰かに返したくなる」。困りごとを起点に入った人がいつの間にか手渡す側に回る──その往復が文化として連鎖していくのが、Salesforceコミュニティの厚みになっている。

    初心者も歓迎する「サードプレイス」としての価値

     コミュニティの勢いは、数字にも表れている。日本国内のTableau User Groupは2026年5月時点で20を数えるまでに広がった。この急成長を支えているのは、「すごい人だけの場所ではない」という、初心者でも気負わずに入れる設計にある。

     阿部氏は念を押すように繰り返す。「TrailblazerコミュニティというとMVPや特別な称号を持つすごい人たちの場、というイメージがあるかもしれない。でも、決してそんな場所ではない」。

     Salesforceを学びたい、AIや時代の変化に触れたい──。そんなちょっとした前向きな気持ちだけあれば十分で、Salesforceのユーザーでなくとも参加できるという。Sun氏も「役職もスキルも関係ない。興味があれば、いつでも、誰でもポチッと入れる場所」と続ける。メンバー自身がインクルーシブな姿勢を大切にしており、「居場所がない」と感じにくい温度感が保たれている。

     阿部氏が結びに語ったのは、コミュニティが提供する「場所」の本質的な価値だ。それは「『自宅』『職場』とは異なる第三の居場所=サードプレイス」であること。

     そもそもサードプレイスとは、自宅でも職場・学校でもない「居心地の良い場所」を指し、カフェなどが典型例として知られる。阿部氏はこの概念をビジネスシーンに引き寄せ、「所属する会社では得られない知識や経験が待っていて、気持ちを共有できる仲間もいつも待っていて、居心地良く自分を高められる」場所にしたいと語る。

     Sun氏もTableauのイベントで「同じ志で学んできた仲間が、お互いの努力をたたえ合い、感動して涙を流す場面を目の当たりにしたことがある」と振り返り、「1人では味わえない経験や感情を持てる場所にしていきたい」と話した。

     仕事でもプライベートでもない、志を同じくする仲間と成長を分かち合える場所があるからこそ、ユーザーは情熱を注ぎ続ける。自社のユーザーコミュニティを「自走」させるヒントとして、注目だ。

    ▶全文はこちら: 【活気の秘訣】Salesforceコミュニティは、成長を分かち合える「サードプレイス」だ(Salesforce公式ブログ)

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