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「掃除」は教育の場である。ダスキンが20年以上提唱し続ける「学校掃除」の教育的価値
ビジョナリー編集部 2026/08/31
「掃除を通して子どもたちの力を伸ばす」——。ダスキンが2000年から一貫して掲げているテーマだ。学校における掃除を、単なる「汚れを落とす作業」ではなく、子どもたちが主体性や協働する力、責任感を育むための「学びの場」と捉えているのが特徴だ。
同社が教員向けに実施する「子どもたちの力を伸ばす学校掃除セミナー」は、その教育的価値を広める重要な拠点となっている。2025年度には全国19会場で開催され、実に463人の現職教員が受講したということからも、教育現場からの関心の高さがうかがえる。
大阪府との連携で実現した、支援学校向けの実践的セミナー
2026年7月には、大阪府との包括連携協定に基づき、府立支援学校の教員を対象とした特別セミナーが開催された。大阪府教育庁との公民連携によるこの試みには、支援学校の教員20人が参加。掃除用具の正しい使い方といった基礎知識はもちろん、掃除を通じていかに子どもたちの成長を支えるかという「指導のあり方」について、深い議論が交わされたようだ。
セミナーでは、大阪府教育庁とダスキンお掃除教育研究所が共同で作成した 「府立支援学校おそうじ手帳」も紹介され、参加者は日々の掃除時間での活用方法について学んだ。実習やグループワークを通じ、参加者は学校掃除が持つ教育的価値について理解を深めたという。 参加した教員からは、掃除が、協力する力や主体性を育む教育活動であることを再認識した、との声も寄せられている。単なる日常のルーティンを、いかに意味のある教育プログラムへと昇華させるか。そのヒントがこの現場にはあった。

掃除の知見を社会へ還元。ダスキンが目指す「人づくり」の形
ダスキンは今後も、自治体や教育機関との連携をさらに深めていく方針だ。長年蓄積してきた掃除に関する専門的な知見を社会に還元することで、子どもたちの成長を支援し、より良い教育環境づくりに貢献していく構えだ。
掃除という身近な活動を通じて、人づくりや地域社会の発展につなげていく。企業の専門性が教育現場の課題解決に寄与するこの取り組みは、今後さらにその重要性を増していきそうだ。


