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2026

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    研究力強化と産学連携に注力する年に

    研究力強化と産学連携に注力する年に

    2026年 新年のご挨拶

     新年明けましておめでとうございます。

     芝浦工業大学は、東京ベイエリアの豊洲キャンパスと、さいたま市大宮近郊の大宮キャンパスの二つを拠点とする理工系大学です。両キャンパスでそれぞれ約5,000人、合計1万人を超える学生が学んでいます。

     本学では、2027年の創立100周年を見据え、これまで大規模な改革に継続的に取り組んできました。その起点となったのが、2014年に本学が文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択されたことによる大学国際化の推進です。この10年の取り組みにより、国際性を強みとする大学としてのブランドを着実に築くことができました。現在では、200を超える海外協定校とともに、教育・研究の両面で活発な国際連携を展開しています。

     教育面では、社会の要請に応える人材育成を目指し、全4学部の改革を段階的に進めてきました。2017年度の建築学部設置を皮切りに、2024年度には工学部、2025年度にはデザイン工学部において、組織およびカリキュラムの見直しを実施しました。さらに2026年度には、大宮キャンパスのシステム理工学部が、1学年220名の定員増とともに、組織・カリキュラムともに刷新されます。これに合わせた新校舎も昨年12月に無事竣工しました。受験業界の分析によれば、これらの取り組みは受験生からも高く評価されており、定員増を上回る志願者が見込まれています。

     こうした教育改革の成果として、学生の就職実績も好調です。有名企業400社への実就職率は41.2%となり、全国7位(私立大学では4位)という評価を得ました。これは2025年を振り返るうえでの大きな成果の一つです。2026年卒業予定者の就職活動も順調に進んでおり、さらなる向上が期待されています。

     教育と並ぶ大学の重要な使命である研究活動においても、着実に力を伸ばしています。論文数は年々増加しており、研究資金の獲得額もこの5年間で倍増しました。研究の質的向上は、Times Higher Education(イギリスの新聞社タイムズが毎年秋に新聞の付録として発行する高等教育情報誌)による世界大学ランキングなどにも徐々に反映され始めています。

     本学は、長期ビジョンとして「アジア工科系大学トップ10」を掲げています。2026年は特に研究力強化に注力し、産業界との共同研究も一層推進してまいります。企業の皆様におかれましては、技術的課題や新たな挑戦について、ぜひ本学にご相談いただければ幸いです。

     本年が、関係するすべての皆様にとって実り多い一年となることを、心よりお祈り申し上げます。

    芝浦工業大学
    学長
    山田 純

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