日比谷花壇が挑む「エコ・ファーストの約束」。業界...
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## 物価高が阻む「ジュニアの夢」。プロテインのアルプロンが100万円の資金援助で挑む“体験格差”の解消
ビジョナリー編集部 2026/02/27
「すべての子どもに、挑戦のステージを」——深刻化する体験格差への一石
2026年、物価高騰の波は収まる気配を見せず、家計への負担は一段と増している。帝国データバンクの調査によれば、2025年通年の値上げ品目数は2万品目を超え、前年比で約6割も増加したという。この経済的逆風は、スポーツに打ち込むジュニアアスリートの世界にも暗い影を落としている。
遠征費や用具代、そして身体づくりに欠かせない栄養補助食品。競技を続けるためのコストが膨らむ中で、世帯年収300万円未満の家庭では約3人に1人が「学校外体験ゼロ」という調査結果も出ている。今、子どもたちの「挑戦したい」という純粋な意欲が、経済的な理由によって押し戻されようとしているのだ。
こうした“体験格差”という社会課題に対し、アスリートを支えるプロテインブランド「ALPRON(アルプロン)」を展開する株式会社アルプロン(本社:島根県雲南市、代表取締役社長:坂本雅俊)が立ち上がった。同社は、小中高生を栄養面と経済面の両軸からバックアップする「第2回 アルプロン ジュニアアスリート支援プロジェクト」を始動する。
「人生が変わった」——第1回受賞者が語る、支援の重み
昨年の第1回プロジェクトで「ゴールド支援賞」を受賞した阿部煌大(あべ こうだい)選手(テニス競技)は、この支援によって大きな飛躍を遂げた一人だ。
阿部選手は当時、戦績が十分ではないと感じていたというが、同プロジェクトに採択されたことで「挑戦を認めてもらった」という大きな自信を得た。提供された活動費で中国への海外遠征を実現させ、その後、全国大会準優勝、さらにはランキング1位という輝かしい成果を収めるに至ったのである。現在はトルコでのプロ大会にも挑戦中だ。
「プロテインを飲み始めてから、競技に必要な筋肉量を確保できるようになった」と語る阿部選手。その姿は、適切な栄養と挑戦の機会さえあれば、子どもたちの可能性がどこまでも広がることを証明している。
値上げの時代だからこそ「支援を止めない」という覚悟
実はアルプロン自身も、原材料価格の高騰という厳しい現実に直面している。企業努力を重ねてきたものの、2026年2月2日(月)からは製品の価格改定を余儀なくされた。自社にとっても決して余裕がある状況ではないはずだ。
それでも同社が支援を継続するのは、「競技を続けるか、あきらめるか。その判断が『お金』で左右される社会であってはならない」 という強い信念があるからだという。プロテイン事業の開始から15年。単に商品を売るだけでなく、挑戦そのものを支える企業でありたいという姿勢が、本プロジェクトの継続を後押ししている。
プロジェクトの全貌:実績よりも「熱意」を問う選考
本プロジェクトの最大の特徴は、その評価基準にある。競技実績に固執せず、夢や目標、そして「挑戦への意欲」を最も重視するという。
支援内容
- 【ゴールド支援賞】1名
o 1年間プロテイン無償提供(アルプロン商品1年分) o 活動支援金 100万円 - 【シルバー支援賞】5名
o 半年間プロテイン無償提供(アルプロン商品半年分) o 活動支援金 5万円 - 【ブロンズ支援賞】10名
o 半年間プロテイン無償提供(アルプロン商品半年分)
応募概要
- 対象: 小学生・中学生・高校生(競技種目不問)
- 募集期間: 2026年2月7日(土)~3月8日(日)
- 表彰式: 2026年4月4日(土) ※東京都内にて開催(交通費支給あり)
詳細は特設ページにて公開されている。
(https://alpron.co.jp/JuniorAthlete/)
企業のトップと現場が込める、次世代へのメッセージ
代表取締役社長の坂本雅俊氏は、「今、どんな想いで競技と向き合っているのか」を大切にしたいと語る。面接では正解を求めるのではなく、悩みや迷いも含めた“その人らしさ”を聞かせてほしいという。応募のために自分の想いを言語化すること自体が、子どもたちの将来に役立つ経験になると確信しているからだ。
また、管理栄養士の井出真珠美氏は、面談を通じて気づかされる「周囲への感謝」の重要性を説く。一方、アルプロンAC陸上競技部選手兼監督の平松忠浩氏は、ジュニア期における「継続する姿勢」が将来の大きな力になると強調している。
物価高という荒波の中、企業が提供するのは資金とプロテインだけではない。それは、大人たちが自分たちの可能性を信じ、伴走してくれるという「安心感」そのものである。このプロジェクトが、一人でも多くのジュニアアスリートにとって、未来を切り拓くスタートラインになることを期待したい。


