物理世界から「精神の世界」へ。ココネが協賛する、...
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顧客の構想段階から現場に深く入り込み、「伴走者」としてビジネス成長を支え続けるDIT西日本カンパニーの姿
ビジョナリー編集部 2026/04/03
「組み込み」と「IoT」の融合が生む付加価値。DIT西日本カンパニーが描く、次世代の「共創型」開発の正体
独立系システムインテグレーターとして確固たる地位を築くデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(DIT)。東証プライム上場企業としてシステム開発の最前線を走る同社において、いま注目を集めているのが「西日本カンパニー(NN)」という組織だ。
セキュリティソフトから車載制御、通信、クラウド、基幹システムまで、そのカバー範囲は驚くほど広い。IoTやMaaSといった次世代のソリューションを設計から運用まで一貫して担えるその実力は、単なる開発ベンダーの枠を超えた「ITパートナー」としての信頼を勝ち得ているという。
幅広い技術で“安心”を支えるエンジニア集団:NNの正体
DIT内に存在する7つのカンパニーの中でも、NNは群を抜いた「技術領域の広さ」を武器にしている。組織は以下の3つの事業部で構成されている。
- Web/モバイル/クラウド技術を活用した開発を主とするICTソリューション事業部
- 組込みシステム開発を主とするエンベデッドソリューション事業部
- 業務システム開発を主とするビジネスソリューション事業部
特筆すべきは、組込み開発におけるセキュリティへの徹底したこだわりだ。たとえば、産業機器や通信機器の半導体チップ内部に暗号化機能を組み込むなど、ハードウェアに近いレイヤーから製品の安全性を担保する技術を推進している。
こうした動きの背景には、国際的な規制強化がある。2027年から欧州市場で義務化される「CRA(サイバーレジリエンス法)」では、ネットワークに接続される全製品に一定のセキュリティ対策が求められる。NNではこの動きをいち早く見据え、社内で予算を投じて開発体制を強化。国内の「JC-STAR(IoT製品向けセキュリティ適合評価制度)」への対応も含め、コンサルティングから実装までをトータルで支援できる体制を整えているという。
変化を恐れず、挑戦を続ける。NNが描く開発のかたち
NNの強みは、異なる分野のエンジニアが連携することで生まれる「課題解決能力」にある。単に依頼された機能を実装するのではなく、以下のプロセスを重視しているという。
- 現場で抱えている課題の本質を見極めること
- 複数の技術分野を組み合わせて最適な仕組みを設計すること
変化の激しいIT業界において、この柔軟な姿勢こそが、同社を次の成長ステージへと押し上げる原動力となっているようだ。
実績紹介——ドライバー視点で徹底的に磨き込むUX
その実力を象徴する事例のひとつが、パイオニア株式会社が提供するスマートフォン向けカーナビアプリ「COCCHi(コッチ)」の共同開発だ。
パイオニアが長年培ってきた高度なルート検索・ナビゲーション技術を、いかにモバイル環境で快適に利用できるよう実現するか、DITのエンジニアは、既存アプリのメンテナンス性向上から新機能の開発まで、技術的な側面から深く伴走した。
将来を見据えたリファクタリングと継続的な機能拡張
長期運用を見据え、まず着手したのはアーキテクチャの改善だった。既存機能への影響を最小限に抑えながら、モダンな設計思想へと段階的にリファクタリングを実施。これにより、開発スピードと品質を両立させる強固な基盤を構築した。複雑なナビゲーションロジックに対しても、設計段階から徹底的に検討を重ね、安定したパフォーマンスと拡張性を実現している。
ナビゲーション特有のUI/UXを追求した実装
運転中の利用が前提となるカーナビアプリにおいて、「視認性」と「直感的な操作性」は命題だ。パイオニアの開発チームと密に連携し、ドライバーにとっての「最適な顧客体験(UX)」を追求。ナビ専業メーカーならではの厳しい品質要求を、確かな実装力で具現化していったという。
リモート環境下での「密なコミュニケーション」と信頼構築
本プロジェクトはフルリモート体制で行われたが、コラボレーションツールを駆使することで、距離を感じさせない開発を実現。仕様の理解にとどまらず、ドメイン知識を深く吸収することで、チーム全体が同じゴールを目指す強固なパートナーシップを築き上げた。
開発のポイント
本案件における成功の鍵は、以下の3点に集約される。
- アーキテクチャの刷新
技術的負債を解消し、将来の機能追加を容易にするクリーンな設計への移行。 - アジャイルな共創体制
両社の混成チームにより、変化する要求へ迅速に対応。 - UXへのこだわり
ナビ品質を満たす、高精度なフロントエンド実装。
「COCCHi」の開発支援は、両社の強みを掛け合わせた“共創”の形といえるだろう。

今後の展望:お客様とともに歩む伴走型の開発へ
NNは今後、顧客の構想段階から現場に入り込む「伴走型開発」をさらに加速させる方針だ。システムを納めて終わりではなく、運用や改善を通じてビジネスの成長を支え続けるパートナーを目指すという。
さらに、ICT・エンベデッド・ビジネスソリューションの3分野を融合させ、個別の案件をより大きな価値を生むプロジェクトへと発展させていく。分野を越えた協働により、複雑化する社会課題に対して、同社がどのような解を提示していくのか。その挑戦から目が離せない。
会社概要
業務系・組込み開発を安定基盤とする独立系IT企業で15期連続増収増益を達成。Web改ざんを瞬間検知・瞬間復旧するセキュリティ商品 WebARGUS(ウェブアルゴス)や、業務効率化を支援する業務自動化プラットフォーム商品 xoBlos(ゾブロス)といった独自商品で更なる成長を図る。
- 社名:デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
- 上場市場:東証プライム(証券コード 3916)
- 本社所在地:東京都中央区八丁堀 4-5-4 FORECAST桜橋5階
- 代表者:代表取締役社長執行役員 市川 聡
- 設立:2002年1月4日
- 資本金:4億5千3百万円(2025年6月末時点)
- 売上:241億5千万円(2025年6月期)
- URL:https://www.ditgroup.jp/
- 事業内容:ソフトウェア開発事業
お問い合わせ先
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
担当者:IR部 榎本
TEL:03-6311-6520
E-mail:ir_info@ditgroup.jp


