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「清酒用酵母」で芋焼酎をリデザイン。パソナ丹後蔵が挑む、香りと味わいの『Kyo-701』の衝撃
ビジョナリー編集部 2026/09/14
清酒用酵母が紡ぐ新たな芋焼酎
京都府京丹後市で芋焼酎を専門に手がける株式会社パソナ丹後蔵が、新たな焼酎づくりに挑戦している。2026年8月5日(水)より販売が開始された芋焼酎『Kyo-701』は、パソナ丹後蔵で初めて、酵母に焼酎用ではなく、あえて清酒用酵母のみを使用している。
この挑戦の結果、生まれたのは「杏を思わせる華やかな香り」だ。従来の芋焼酎特有の重厚感とは一線を画す、滑らかな口当たりとすっきりとした味わいが最大の特徴となっている。その実力はすでに証明されており、日本唯一、アジア最大級(※)の蒸留酒品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2026」(TWSC)の焼酎・泡盛部門において、見事「銅賞」を受賞した。
日本酒造りの知見が息づく、独自の製造プロセス
なぜ、これほどまでに洗練された味わいが実現したのか。その背景には、パソナ丹後蔵が歩んできたユニークな歴史がある。同蔵はもともと清酒蔵として使用されていた製造場を再生させた場所であり、日本酒造りの深い経験を持つ製造部長が、杜氏として製造を一手に担っている。
今回の『Kyo-701』製造にあたっては、日本酒造りの技法が随所に詰め込まれている。清酒用酵母のポテンシャルを最大限に引き出すため、一般的な芋焼酎よりも低い温度帯で「焼酎もろみ」を発酵。さらに減圧蒸留法を採用することで、繊細な香りを逃さずに閉じ込めた。まさに、焼酎という枠組みの中で日本酒の繊細さを表現するという、同蔵ならではの試みだ。
地域の宝「京かんしょ」と御神水のポテンシャル
素材へのこだわりも徹底している。原料となるサツマイモには、地元・京丹後で栽培される「京かんしょ」を使用。ホクホクとした食感と、貯蔵することで増す強い甘みが特徴の品種だ。また、仕込み水には丹後の金刀比羅神社の御神山から湧き出る水を用いるなど、徹底して地域の資源にこだわっている。
パソナ丹後蔵は、代表銘柄の一つである『いもたんHIKO』でもTWSC2026銅賞を同時受賞しており、その技術力は折り紙付きだ。同蔵は今後、こうした地域の素材を活かした商品開発を通じて、伝統文化の継承と国内外への販路開拓を加速させ、地域産業の活性化に寄与していく方針だ。
(※)TWSCを運営する、株式会社ウイスキー文化研究所調べ
2026年5月時点 日本で開催される「ウイスキー・スピリッツの品評会として」
『Kyo-701』概要
- 原材料名: 甘藷(京都府京丹後産)、米こうじ(国産米)
- 内容量: 720ml
- アルコール度数: 25度
- 特長: 日本醸造協会が頒布する清酒用酵母(きょうかい酵母®701号)を使用した芋焼酎。滑らかな口当たりと、杏を思わせる香り、すっきりとした味わいが特長。
- 価格: 4,950円(税込)
- 購入方法: 下記ECサイトより購入可能
- URL: https://tango-kingdom-onlineshop.com/SHOP/TK-tangokura-kyo-701.html
お薦めの飲み方:
ソーダ割やロックが推奨されている。ソーダ割にすることで、爽やかな風味と華やかな香りがより一層引き立ち、ロックではその滑らかな口当たりをダイレクトに楽しむことができる。


